はい、緊急事態宣言下での外出自粛で昼からビール飲んでいる毎日ですが、今日も観ました、母は観た、あの岩壁の「空飛ぶタイヤ」。
何言ってんだ?
またまたプライムビデオで追加料金無しで観ました。
配役が、なかなかです
長瀬智也です。
カッコいいです。この人もっとたくさんドラマや映画に出て欲しいです。
ぼくは「疫病神シリーズ」の桑原保彦、ドラマでは北村一輝がやったヤクザの役を、この人にやって欲しいです。映画では佐々木蔵之介が演じてますけど、多分この二人よりは長瀬智也の方が良いだろうと妄想しています。
この作品では、長瀬智也は中小企業の運送会社社長を演じています。
はっきり言って、この役にしてはカッコ良過ぎます。
作業服の上の方を着ている分には、腹が出てないしゅっとしたかっこいい青年社長でも通りますが、体にピッタリした黒っぽいスーツ着て出てくると、それはカッコ良過ぎて運送屋のおっさんにはとても見えません。なお、理想のカレー造りに悩む「長瀬くん」にも見えません。
奥さんは深キョンです。おかしいです、そういう夫婦は。
でも、奥さんが深キョンでも、長瀬智也がカッコ良過ぎても、はたまた他の配役もえらく豪華すぎても、この映画は面白いのです。
どんな話なのか
概要は、小説やWOWOWのドラマでも既にご存知だろうと思い、説明したくありませんが、ちょっとだけ書きます。
長瀬の会社のトラックがカーブを曲がるときにタイヤが外れて飛んだのです。大型トラックのタイヤですから、でかくて重いのですが、そのタイヤは外れて、弾んで、道を歩いていた子供づれの若いお母さんを直撃し潰して殺しました。
整備不良か。
しかし若い整備士は、命じられた以上の仕事をしていました。
やがて、その原因がトラックメーカー(別の名前にしてありますが、明らかに三菱自動車)の設計ミス、欠陥車であるということだと長瀬は気づきます。
巨大企業対中小企業。
トラックメーカーが大口融資を申し込むグループの銀行、三菱銀行ですね、の担当者高橋一生。
トラックメーカーの従業員のディーン・フジオカ、ムロツヨシ。なんでカタカナばかり。
雑誌記者の小池栄子などが、同じようにトラックメーカーのリコール隠しに気付きます。
事故後の会社の経営に苦しみながら、長瀬智也は巨大企業相手に戦います。
下町ロケット、陸王、ノーサイドゲーム、あの原作者 池井戸潤の世界です。
面白いです
まあね、これ連ドラじゃなくて2時間ほどの映画ですから、割合あっさり目で語られて行きますが、雰囲気出してますし、長瀬智也が持って行きますから大丈夫です。
大企業のサラリーマンの世界も、ほんとにこんなに嫌なものなのかと、それもまた面白いです。