情け無用のジャンゴ
いつだったのかよく覚えてないのですが、たぶんぼくが中学生の頃、「情け無用のジャンゴ」って映画が来ました。
フランコ・ネロ主演。
初めてのマカロニウエスタン。
あ、マカロニウエスタンというのは、イタリアで製作された西部劇のことです。
イタリア製西部劇が初めてだったので、当時新聞にもマカロニウエスタンの斬新さというか、残酷なシーンとか、最初から汚く汚れている主人公のこととか書かれていました。
それを読んで、ぼくも観に行きたくなりました。
誰と観にいったのかは覚えていませんが、祖父とだったみたいな気がします。
西部劇には珍しいテーマミュージックが強烈に頭に残ったです。
それ以来、ジャンゴと言えばマカロニウエスタンと連想が出来てしまいました。
ジャンゴ・ラインハルト
大学生時代のころ、音楽好きのやつがいて、そいつの部屋にはオーディオセットとロックのレコードがしこたま置いてありました。
ジャンルにこだわらず、ギターが好きだったのでしょうね、ジャンゴ・ラインハルトの名前は、そいつから聞きました。
まあ、ジャンルいろいろ。
そいつの言い方は「ジャン・ゴラインハルト」って聞こえて、ぼくはそういう名前で覚えました。
しかし、よく見ると「ジャンゴ・ラインハルト」。
ああ、情け無用のジャンゴ。
良いですね。
いっしょにやっているバイオリンも良い。
ぼくはジャズが好きと言っても、その頃は世の中コルトレーン。ジャズ喫茶で流れているのもコルトレーン。間隙をぬってバード聴いてましたが。
ギターの入る余地が無かったですが、レコード聴くと良いのです。
- アーティスト: ジャンゴ・ラインハルト,カルロ・ペコリ,ステファン・グラッペリ,ジャンノ・サフレ,オーレリオ・デ・カロリス
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- 発売日: 1994/11/23
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あれから40年、以上。
ここで書いている順番で「ジャンゴ」って思い出しました。
演奏に出かけようと、自宅で用意してタキシード着てステージ用の靴を履いてドアを開けると、雨のせいで水溜りが出来ていて通れない。奥さん呼んで、抱き上げてもらい車まで運んでもらったってエピソードも、脈絡も無しに思いだしました。
ジャンゴ・ラインハルトと聞くと、いつもこの話を思い出してしまいます。
Amazonミュージック覗くと、けっこうありました。
今日は、これ聴いてましょか。
タイムドメインスピーカーって小さいスピーカーにBluetoothのレシーバー繋いであるので、iPhoneから飛ばして鳴らします。けっこう良い音ですよ。