子供の頃のように

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小籔の終末期医療啓発ポスター

吉本興業小籔千豊氏を使った終末期医療啓発ポスターってご覧になった方いますか?

厚労省が発送中止したので、現物を見た人は少ないでしょうが、ネットのニュースに上がっているので、ぼくは読みました。

 

これ、終末期にどのような医療やケアを受けるか事前に家族や医師と話し合っておくよう啓発するポスターです。

患者団体の抗議文など批判を受けて、自治体への発送を中止したそうです。

 

これを見て、気分を害した方がいるのは理解します。

でも、これ、そんなにダメでしょうか?

受け取り方、人それぞれという範囲のものだと思いますが。

内容も、確かに必要なことだとおもいます。

 

 

ぼくの母親の場合

もう亡くなりましたが、ぼくの母親の終末時のケアについて、昔、まだ元気だった頃、母親から希望を聞いていたので、そのようにしてもらいました。

そういうことって必要です。

 

病院は、病院の都合で勧めてきますから、事前に考えておかないと、流されてしまいます。

病院は、情報きっちりくれませんから、その時には。

とにかく判断してくれとしか言いません。

病院の欲しい答えで無ければ、何度も何度も同じ事を聞き返してきます。誘導しているのです。

 

あの時に誘導されたのは胃ろうでした。

もう眠ったような状態の母親の体に穴を開けて、直接胃にドロドロの食物を流し込んで延命する方法。

担当の医者に詳しい事を聞きますが、よくわかりません。

母親は、元気な時に、変な延命処置は嫌だと言ってました。

それで、なんとなく胃ろうは嫌だと思い、そのように言いました。

 

で、図書館で何冊か本を借りて読んでみると、胃ろうは、後で回復して元気になる可能性のある患者には良いかもしれないが、そのまま命を終える人にまでするのはおかしいと書いてあるのを見つけました。

 

後日、また同じ質問を看護婦がしてきたので、そのように答えました。

「それは、どんな人が書いた本なんでしょうか?医者でも無い人が無責任な事を書くことがありますよ」という看護婦に、手帳に控えた著者のプロフィールを見せました。書いた人医者なんです。

黙ってそれを読んだ看護婦は、「わかりました」とあっさり言いました。

 

後でトラブルになるのが嫌なだけなのです、病院は。

とにかく命が続くように誘導してきます。

だから、みなさん元気なうちに家族と話し合って、調べることも調べて、自分の意思をハッキリ伝えておく必要はありますよ。

 

こういう延命策は、一回やりだすと自然に亡くなるまで止めれませんよ。

止めると死ぬってことですから、そういう意思を持って死に至らしめるんでしょ。法律上どうなるのか知りませんが、出来ないですよ。

 

政府もしっかりね

とにかく、このポスターで無くても良いけど、こういうキャンペーン必要なんです。

まあ、わるくないポスターの出来だと思いますけど。

 

意識も無いような状態で何年も生かすのは、本人も嫌だし、家族も大変だし、国も医療費がかさんで困るから、こういうポスター作ったんでしょ。

 

だから、このポスターの目的もわかるし、ボツにすべきものだとは思いません。

まあ、役所ですから、文句が出たら止めないと拙いのでしょうけど。

 

 

しかし、それを国会で責めるのは、どうなんだろ。

見識とかいう面のことですが。

 

 

でも、まあ、政府も政府です。

これが必要で、このポスターが良いと判断したんだから、気分を害された方達には申し訳ないと思いますが、多くの人の意見を聞いた上で、このポスターは、このまま使うことに決定しましたって言えるようにしてよ。

ちょっと文句言われて、危ない橋は渡らない、事なかれと中止するのは情けない。

 

そういう事を野党は批判してもらいたい。

出た抗議の尻馬に乗って政府を責めるだけというのは、野党も情けないですよ。

 

政府も野党もちゃんとやってよ。