冲方丁は「うぶかた とう」と読みます
年取るにつれ、目が弱くなり、根気も無くなり、本を手にしても昔みたいに一気に読んでしまう体力も無くなります。
この「マルドゥック・アノニマス」1、2も手に取ってから読み出すまでだいぶ時間が過ぎて行きました。
1を少しずつ読み出しましたが、中断したり。
でも、昨日、今日と特に根性入れたわけでは無いのですが、素直に読み始めて読了してしまいました。
面白いのです。
今日はブログを書かないでおこうと決めたくらいに。
まあ、ちょっとアップしてしまいましたが。
後は、図書館に行って、この2冊を返して、3と4を借りて帰れば良いのです。
しかし、あれ、もしかして・・・
調べてみたら、これ、4で完結では無いようです。
続くんだ。
まだ、出版自体4までしかされてません。
3、4も一気読みしてしまったら、後はどうすれば良いのでしょうか?
この小説を読む前に、「マルドゥック・スクランブル」からちょっと
舞台はマルドゥック市。
主人公は、ウフコックというネズミ。
はい、ネズミなんです。でもね、科学者によって作り変えられたネズミ。
武器として使うために。
自分の体を変えられるのです。
本来は、使い手が望む銃に変身させるために。
でも、自分の体を使って人が殺されたり、暴力が振るわれることにより、精神的に深く傷つきます。
そして、自分の相棒(殺し屋です)から逃れて、イースターという科学者と組んで仕事を始めたのです。
ある日、バロットという少女に関わります。
少女娼婦でなんの力も無いバロットは殺されるのですが、助かります。
そしてウフコックたちの助力によって次第に持っている力が成長していきます。
彼女は特別な力を持っているのです。
彼女は戦い、さらに強くなって行きます。
SFですが、なんか神話みたいな感じの作品です。
ということで「マルドゥック・アノニマス」
「スクランブル」と「アノニマス」の間に、「マルドゥック・ヴェロシティ」という作品があります。
それは読んでません。
身体を強化処理され特殊能力を持ったグループ(クインテット)が新興勢力として、悪のはびこるマルドゥック市で大暴れします。
このグループのリーダーの(ハンター)という男は他人と感覚を共有する能力があります。
ウフコックはいろんな物に姿を変えて、このクインテットというグループを探るのですが・・・
途中から面白くなってきて、そのうちバロットも事件に関わってくるだろうし、長くなりそうだし、しまったなあ、本が全部最後まで出版されてから読み始めるべきでした。
はい、日が変わりました。
さっき散歩のついでに図書館に行って、本を返し、3、4を借りてきました。
読まなくちゃ。
でも、散歩の途中で面白い写真撮ってしまって、これもアップしなくっちゃ。