70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

「ジョン・ウィック コンセクエンス」は四作目 キアヌ・リーブスも60歳です

最近、東京と福井では天気や気温が随分違うんだなと、まあ前から知ってはいたのですけど、改めて認識しておる次第です。

今日の福井は晴れ。気持ちのいい晴れ。

朝は気温が低いですが、それでもそこまでは寒くなく、現在、昼の1時半過ぎ、温い、暖かいのです。

いい日です。

 

昨夜は「ジョン・ウィック」の4、「コンセクエンス」てのを観てました。

はい、Netflix月間につき。

もしかして、これ、prime videoにもあったんかな?

よくわかりませんが、とにかく観ました。

2以降のジョン・ウィックと同様に、ジョン・ウィックが全ての悪人から狙われるという設定です。

正直、この設定が「またかよ」という気持ちを呼び起こすのは事実ですが、とにかくこのシリーズは単純にアクションを楽しむためのものなので、設定やらストーリーやら、前と変わらなくても良いやんかという、制作側も客側も同じ気持ちで臨むことができるのです。

 

しかしながら、なんだこのアクションは。

なんかキレがないというか、ノタノタ感があるような気がしたのです。

基本的に、すごいアクションなのは間違い無いですよ、でもね。

 

それと悪役が、どうも。ただの若造感が漂ってしまう。

 

それでも最初の方で、「ショーグン」で話題の真田広之が出てきたのは、今月末からディズニー月間に突入予定で「将軍」を観ようと思っているぼくとしては、ちょっと嬉しかった。

ただ、カンフーの代わりに仕込み杖を振り回す盲目の殺し屋ドニー・イェンは、座頭市には遠く及ばず、かなりな残念感がありました。

 

何より、どことなく老人の雰囲気をキアヌ・リーブスに感じてしまったのは悲しいです。

別に、ヨボいとかじゃなくて、アクションも颯爽とこなしているかのように見えていて、大きな問題を感じるわけではありませんけど、普通に立ってたり歩いている姿が、背の高い、足の長い、白人の60代のおっさんを思わせるんです。

初秋って感じかな。

 

最後は、モンマルトルの丘の上にあるサクレ・クール寺院の前の横に長い、広場って言うか、あのパリの街を見下ろせる場所で決闘をするんですけど、とにかく日の出の時間までにそこに行かないと、欠席ということで負けになってしまうんです。

ジョン・ウィックは、時間通りに決闘会場に行こうと努力しますが、決闘の相手はジョンが間に合わなくなるように高額の賞金をかけて、パリ中の悪人がジョンを襲い邪魔をするようにします。

この夜明け前のパリの街で、移動するジョンの動き、そしてどんどん吊り上がる賞金額をラジオの女性DJがアナウンスするんです。

この女性DJのアナウンスって、昔観た「ウォリアーズ」と言う不良グループが、他所の不良グループのナワバリを、それらの不良たちと喧嘩しながら自分たちのナワバリを目指して進むという映画を思い出させるんです。

あの映画でも黒人の女性DJが、ウォリアーズの動きをアナウンスします。道順の不良グループが、それを聞いてウォリアーズを襲うのです。

 

いよいよモンマルトルの丘を登る長い石段をジョンが上り、もう少しというときに蹴り落とされ、いわゆる階段落ちを見せながら、そしてまた登っていくというシーンもなかなか良いのです。

ジョンの古い友人でありながら、今回ジョンの敵となっているドニー・イェンが途中からジョンを助けて石段を上がっていきます。

そしてあのワンコも。

 

そんなに良いと思うのだったら、アクションシーンのノタノタ感ってなんなのさ? と皆さん思うでしょ。

そうなんです。ぼくの感じたことは単なるわがままなんです。

でもね、キアヌも歳をとりました。

調べたら60歳。

ああ、やっぱり。

 

そう思うと、「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズは偉いです。

「デッドレコニング Part 1」のアクションはすごかったです。

そしてトム・クルーズは62歳。

 

キアヌ・リーブス、がんばれ。

 

ところで、モンマルトルの丘って、あんな石段あったの知らんかった。

日本のお寺も、長い石段のあるところあるけど、そこで蹴り落とされて階段落ちしながら、また起き上がって走り上がるチャンバラ映画ってあっても良いような気がします。

あるのかな。

あったら観たい。

 

 

 

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