再入会したばかりのDisney+ですが、入会の翌朝に解約の手続きをしました。
1ヶ月間の入会なので、後で解約し忘れないように最初のうちにやっておきます。
11月1日の入会した日に1ヶ月分の会費を支払ってますから、来月12月1日までは視聴することができ、そのまま次の1ヶ月の会費を払わずサブスク終了ということになります。
Netflixも同じやり方で、入会、即、解約。
これで安心してドラマや映画を楽しめます。
ということで早速「将軍」を観ました。
エミー賞18部門でしたっけ受賞した話題の作品です。
これアメリカのドラマ作品ですけど、真田広之のほか西岡徳馬やら多数の日本人俳優が日本語で演技をしています。
日本語のセリフをアメリカ人が字幕で楽しむという寸法です。
お話としては、関ヶ原の戦いの直前、徳川家康と石田三成との争いを描いています。
ただ、登場人物の名前は実在の人物とは変えてあり、また人物のありようと言うか行動や立場も適当に変えてあります。
その天下分け目の戦いの直前、緊張感溢れる時代に、ジョン・ブラックソーンという舵手の操るイギリス船が日本に流れ着きます。
舵手というのはパイロット、当時の日本語で言えば「按針」。
このイギリス人の舵手がこの物語の主人公で、歴史で言えば「三浦按針」。ウィリアム・アダムスですね。
このドラマを観ながら、いろんなことを考えてました。
まず、このドラマのどこがヒットの要因なのか、アメリカの視聴者はどこに惹きつけられたのか。
正直、日本人のぼくが観ている分には、歴史を下敷きにしているドラマなので分かりやすく、そしてとても面白かったのです。
でも、関ヶ原の戦いを知っているアメリカ人がどれほどいるのか?
日本史をそれほどわかっていない人たちにとって、このドラマはどうなんだろう?
でも、ウケたんですよね。
そんな日本史の知識なんか無くても、面白かったってことですよね。
それから愛すべき裏切り者の樫木藪重という武将。
この役は浅野忠信が演じてますが、当初キムタクに声がかかったらしいですね。
浅野忠信が演じたキャラクターは、キムタクには似合わないもので、おそらく浅野忠信用にアレンジしているのだろうと思います。
とても良かったのですけど、人の死について掘り下げて興味を持っているという設定には似合わない感じもしました。
何を演じてもキムタクは常にキムタクと言われますけど、それで問題は無いと思うのですよ。スターってそういうものですから。
で、それを踏まえてキムタクに声をかけたのは、薮重はキムタクの感じでいいよということなんでしょ。
その場合、どういう人物としてキャラとして描かれていったのか、ちょっと興味がありました。
ヒロインの鞠子様を演じたアンナ・サワイも、さすが主演女優賞だけあって良かったです。
ついこの前、Netflix月間で「義理/恥」というイギリスと日本のコラボドラマを観ましたが、あそこでもアンナ・サワイが出てました。ちょっと馴染みのある感じです。
やはり日本人の俳優は、英語が喋れないと海外進出は難しいですね。
按針様の通訳として鞠子様が出て来ます。
太閤様(秀吉だと思う)の昔の主人(信長ですよね)を殺した明智の娘で、キリシタンという設定なので、これは細川ガラシャがモデルなんでしょう。
このドラマでは、虎永(家康)の大事な家臣(西岡徳馬が演じてます)の長男に嫁いでますから史実とはだいぶ変えてますけど、石田三成が諸侯の家族を大阪に人質のように幽閉することに非難するようにガラシャが亡くなったということに対応するような展開でしたから、やはりそうなんだろうと思いました。
とても静かな展開ですけど、なぜ外国の視聴者に受けたのかわからないままでしたけど、良かったんです。
あ、按針様の正室となった藤様を演じた女優さん、ポチッとした顔でとても心が安らぎました。アンナ・サワイの目の化粧がだいぶ濃いので、こういうのが良いのです。
それから久々に見た洞口依子の衝撃は、すごく大きかったのです。
平岳大もお父さんにどんどん似てきてますけど、あの目つきがいいですね。
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