現在の風景
駅
上の地図を見てください。
福井駅の西口に立つと、西に向かって大きな通りがスタートしています。
元々は西口が福井駅の正面、
東口は駅裏とされていました。
三角地帯 地図の①
さて、西口にぶつかる大通りの南岸の南側にも通りがあります。
上の地図の西武福井店が面する道で、路面電車が走ってます。
福井駅西口にぶつかる大通りの南側に、三角形の部分があることを理解していただけますでしょうか。
さあ、路面電車が通っている西武百貨店前の道の風景は、こういう感じです。
上の写真が西武福井店の正面を斜めに撮っています。
下の写真は、西武百貨店を背にした写真です。
地図において西武福井店 の横に南北の小道があります。
西武百貨店の向かいは西武の新館です。
この風景はこんな感じ。②
商店街 ③
②の小道を途中で東に折れます。
そして南に入ると③の商店街になります。
もうちょっとディープに入り込むと
戦後の闇市のままということをいう人もいますが、それよりも少しマシな状態です。
ガレリア元町商店街 ④
③の商店街から④の元町商店街に向かいます。
ぼくも初めて気がついたのですが、③から④へ向かうと土地が下がっているのですね。
下の写真は、パチンコ屋の向かい側の空き地です。
ガレリア元町商店街の風景です。
なお、このもう少し南にある東西の通りは、キレイになっていることを付け加えておきます。
柴田神社 ⑤ 北ノ庄跡
柴田神社の「柴田」は柴田勝家の柴田です。
秀吉に滅ぼされ、お市の方もここで亡くなりました。
長じて淀君になる子を含め三姉妹は、助け出されました。
ここは北ノ庄城のあった跡の一部を神社にしました。
実際、城の一部ではあるのですが、天守閣がどこだったのかは、ぼくはよくわかりません。
駅前事情
駅前の三角地帯から南の地域の一部は、ぼくが小さい頃から基本的にあまり変わっていません。
と言うか、ぼくの子供時代から比べるとだいぶ寂れてきています。
一つ一つの建物は、当然個人の所有なので、それぞれの事情に応じて放って置いたり、キレイにしたりということになります。
全てをまとめて大きな施設として再開発してもいいのですが、それには地権者の同意を集めなければなりません。
過去何回も全体的な再開発の話が出ましたが、うまく行きませんでした。
まあ、足並みが揃わないのです。
少しずつ再開発もしていますが、商店街のあたりは手が付いていません。
駅舎が古い時には、駅自体を別のところに移して、そこの周りを開発すれば良いじゃないかという意見もありましたが、駅舎が新しくなってしまいましたし、新幹線のホームもできてしまいますから、もう駅を移すことはできません。
みんな自動車で移動するようになって、買い物のために駅前に行くことはほとんど無くなりました。
郊外のモールを利用します。
駐車もタダですから。
映画も、もう駅前には行きません。
シネマコンプレックスが郊外にありますから。
電車を利用して通勤通学している人たちは、駅前を利用する可能性が高いですが、通勤者は車を利用するようになりました。
ただ、郊外の本屋には漫画や小説の類がほとんどなので、専門書などは駅前の本屋に行きます。
ぼくは、図書館利用者になってしまったので、駅前の本屋にも行ってません。
こんな感じ。
人通りがめっきり減って、商売も辛そうです。
大学生の時に、これから小売業はダメになると言われましたが、全くその通りで、そういうのは福井に限ったことではありません。
でも、福井の駅前は、何十年の間に、もう少しなんとか考えようがあったのではないかなという気がします。
新しい時代に向かって、みんなで力を合わせるということは、そう簡単なことでは無いですね。
当時の駅前の権利者たちの中に政治力があった人たちがいたのも、かえって不幸なことだったですね。
もう1箇所、市内の地点の紹介をして、その後福井の産業のことを書こうと思っています。
書きたいことを書くというスタンスで申し訳ありません。
よろしければ、お付き合いください。