70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

オリエント急行殺人事件

エルキュール・ポアロですね。

アガサ・クリスティ

中学生の時に読みました。

大人気作家の有名作品ですから、みなさんの多くも読まれたんでしょう。

でもって、映画やドラマで何回も映像化されてます。

もう、映画が始まる前から、犯人も、どうやって殺したかも、なんで殺したかも分かっています。

ミステリーとは言いながら、謎解きの興味はありません。

いつ、ポアロが灰色の脳細胞にものを言わせて、事件を解き明かすのか待つだけです。

 

なんで、観たの?

はい、映画館で予告編を見ました。

止まった列車の屋根の上を歩くシーンとか、その他のシーンも映像として目に残り、見たいなあと思ったんです。シーンシーンが見事なような気がしたのです。

 

 



画面が素晴らしいです。

初っ端のシーン、

オリエント急行イスタンブールを出発するところ、

雪山の中、崖に鉄橋のように組んだやぐら

雪崩

雪に少し埋もれる機関車

例の止まった列車の上を歩くシーン

外から撮っている列車の窓

そして、最後の謎解きを待つ乗客が、トンネルの入り口で最後の晩餐のように配置されているところ

その他の多くのシーン

 

とにかく画像を楽しむ映画です。

この絵を見て下さいってやつです。

これだけで2時間いけます。

 

そして、ポアロは、ぼくの抱いていたイメージと比べると、だいぶ立派です。

体格も、顔も、そして口髭も。

ちょっと立派すぎて、最初は、どうもなんか・・

 

殺される役のジョニー・ディップは、役にふさわしい感じです。

配役がかなり豪華です。

007で、Mを演じたおばちゃん。

すげく歳とったミッシェル・ファイファー。

地味に出てきたペネロペ・クルス

 

そして、若い女性の乗客がいるんですが、彼女は家庭教師です。あの眉から目にかけて、すごくよく知っている顔です。しかし、誰なのか思い出せません。

ああ、もどかしい。

こんなに、よく知っている顔なのに。

ああああ、そうです。

スター・ウォーズ、1番新しいやつに出ています。レイです。

スターウォーズの時の衣装とか髪型が特殊ですから、すぐに思い出せませんでした。

主役じゃないですか。レイ。

普通の衣装着て、普通の髪型だと目立ちません。

それに彼女、肩のあたりが男みたいだし、立ち振る舞いも男っぽくて、普通の女性の格好して出てくると、あまり良いところがありません。

でも、フォースの力で解決してよ、と言いたいところですが、ぼくはすでに話を知っていますから、そんなことも思いませんでした。

 

ま、そんなこんなで見所満載、配役豪華ですから、話を知っていても、すごく楽しめる作品でありました。

観てない方は、ご覧いただくべきです。

観ましょう。観なければと強制強要して終わらせていただきます。

今日の散歩、今日の図書館、今日のお昼、そんで、この前観た映画のことはいつ書くのだろうか

もう12月は目の前。

使い続けることにしたiPhone7は、バッテリーを年内に交換しようと思ったら、もうなかなかアップルの店の予約が取れなくなっている。まあ、7年目のiPadの電池が、まだ保っているので、いざとなれば交換なしで使い続けられるかなiPhoneも?

 

家内も年末モードに入っており、毎日あれやこれやと忙しそうです。

今日も今日とて、キッチンがあるコンビニみたいな店のチラシに付いていた割引クーポンをくれて、そこの海鮮チラシ寿司を買ってくるようにとのこと。

この店、オレボって言うんですが、お昼のランチバイキングなど結構安くて充実しています。

クーポンと代金を預かり、散歩に出て、図書館に寄りこの前借りて全然読まなかった本を返して、オレボでチラシ寿司買って帰るというルートにしようと考えました。

 

ここんところ秋の彩りで、散歩に出ると、風景が結構なのですが、秋色ばかりの似たような写真を出してもと、散歩ネタは遠慮しております。

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まあ、それでもイルミネーションの昼間の姿というのは、ありかな

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天気が良いと、散歩でほっつき歩く年寄が多く、やたら並歩したり、すれ違ったりします。

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写真撮らなかったけど、2リットルの水のボトルを鷲掴みにして散歩している奥さんもいて、思わずおののいてしまったのですが、家内に話すと、その水はアレイ代わりに筋トレにもなるようにしているのではないかということで、なるほど。

 

図書館で借りた本

さて、以前より図書館で借りた本を記録管理したいと、いろいろなアプリを検討しています。

しかし、データをクラウドで保持するようなのが無く、またEverNoteには読書管理のテンプレートを見つけられずで、仕方なくExcelに記録したりしてましたが、本のバーコードで読み取りが出来ず、面倒なので放り出していました。

で、これも続くかどうかわかりませんが、今日借りた本からこのブログに記録してしまえ、読んだら感想書けば良いのだからと、ご迷惑も顧みず、まあ、どう何を書いても読まされる方はご迷惑ですが、そういうことで、どうかひとつ。

 

老舗の履歴書〈1〉

老舗の履歴書〈1〉

 
老舗の履歴書〈2〉

老舗の履歴書〈2〉

 

 

これ、3、4ヶ月ほど前に、marcoさんのブログで紹介されてた本。

読もうと思って、ぐずぐずと今日借りてきたのです。

 

 

聖なる怠け者の冒険

聖なる怠け者の冒険

 

この作家、例の「夜は短し歩けよ乙女」が面白かったので借りてきたのです。

さあ、ちゃんと読めるかな?

 

小さな町だけど、行ったことの無い所が

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えちぜん鉄道西別院駅です。

なんか京都市内にある京福電鉄の駅みたいな風情ですね。

実は、京福って京都と福井にあったんです。

福井の方は、採算がとれず撤退して、それがえちぜん鉄道になったんです。

 

ハタリ!とは、「危ない」というスワヒリ語

ワンツーワンツー

トートトットツットトットトト

トートトットツットトットトトー

ツッテーチトト

 

はい、これでは何か分からないですね。

すんません。

ちょっと「子象の行進」を思い出していました。ヘンリー・マンシーニだつたと思います。

「ハタリ!」という映画の主題歌です。

 

ぼくが小さい頃観た映画です。

アフリカを舞台に、野生動物を生け捕りにして、動物園やサーカスに売るプロの連中の物語。

ジョン・ウェィンが出てたのは憶えてます。

 

今朝、急に思い出しました。

それから、あのメロディがまといついています。

 

映画館に行く前に、両親が、ハタリというのはアフリカの言葉で、危ないということや、なんて話していました。

みんな素直な時代だったんです。

 

映画館に向かって行く時に、この言葉の意味が頭の中で反芻されました。

 

ハタリ!ハタリ!

法律とかよくわからん。ゴーンのこと

ゴーンさん逮捕のニュース、驚きましたと共に、理解しにくい部分もありです。

 

いつもながら、ぼくらがよく分からないことは、報道の人達もよく分かっていない。

法律とか制度のことです。

分かってないまま報道して騒ぐから、見たり読んだりするこっちは、ますます混乱していきます。

 

グランドイリュージョン 映画の話です

「グランドイリュージョン 見破られたトリック」を prime video で見つけました。

「グランドイリュージョン」の続きですね。

最初のは、諸事情の中で、VPNを利用してPrimeVideo にて、一人で観ました。

面白かった憶えがあります。

その続きです、これは観なくっちゃ。

 

ということで、家内と二人で観はじめました。

これ、続きでさ、と話すと、そっちを先に観たいともっともな意見。

で、すぐに止めて、最初の「グランドイリュージョン」を観ることにしました。

 

 

アベンジャーズ」でハルクを演じてるマーク・ラファエロが主演。

マジシャン4人のチームが、アメリカ国内で行ったショーの中で、パリの銀行から現金を盗んでしまいます。

これを犯罪と言えるのかという問題はあるのですが、パリの銀行から現金が盗まれたのはリアルです。

マジシャンチームを追うFBIの担当者をマーク・ラファエロが演じます。

 

この人、連続殺人の「ゾディアック」でも、捜査官を演じてましたね。

なんちゅうか、あの、もちゃっとした顔が妙に印象に残ると共に、けっこう気に入っています。

 

さて、最初にやられたのはパリの銀行だったので、パリからも捜査官がやって来ます。

女性捜査官。

メラニー・ロランが演じます。

美人です。

タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」に出てましたね。

 

あの映画(イングロリアス・バスターズですが)、初っ端に、3人の娘を持つ農夫が出てきます。

実は彼の家の地下にユダヤの家族が匿われています。

そこへ、ユダヤハンターのナチ将校、クリストフ・ヴァルツがやってきます。

で、この農夫の3人娘の1人が、レア・セドゥ。

ほんのちょい役だったけど、すごく印象に残っていて、次に見た時(ミッション・インポッシブルですが)、一発で、「ああ、あの娘だ」ってわかってしまいました。

 

と脱線してますが、メラニー・ロランに戻さなくては。

イングロリアス・バスターズ」では、ヴァルツに狩られたユダヤ家族のたった1人の生き残り、大人になってパリの映画館を経営しています。

堂々とした美人っぷりで、あの映画については彼女のことしか覚えていません。

・・・すいません、嘘です。

ま、そういうことで、「グランド・イリュージョン」でメラニー・ロランを見た時、嬉しかったですね。

 

映画の方は、なんせマジシャンたちが活躍する犯罪物なので、観ている方が見事に騙されて、楽しいです。

めでたく「グランド・イリュージョン」を楽しんだので、次は「見破られたトリック」にとり掛かるのです。

という気持ちでしたが、さて見ようとした時に、PrimVideoで、週末100円セールの別の映画を見つけてしまいました。

 

なので、その映画の話に続きます。

恐怖の過去

1

ぼくが小さい頃、町内に歯医者がありましたので、歯が悪くなると必ずそこに連れていかれました。

 

昔の歯医者ですから、玄関で靴を脱いで、目の前を横切る薄暗い廊下の向こうに小さな窓で受付をして、待合室に入ります。

今思い出すと、その待合室には、いつも他の患者はいませんでした。

呼ばれて、診察用の椅子が一つしかない板張りの診察室に入りました。

痩せて、神経質な感じの歯医者が待っていて、無愛想に診てくれます。

悪い魔法使いの家に行ったような感じ。

 

今と違って、回転数の遅い、ゴリゴリと頭に響く歯を削る機械で、ものすごく痛い治療をします。

耐えきれず、ぼくが泣くと、その歯医者は道具を置いて怒り出します。

付いてきた母親が、なんとかぼくの機嫌をとって、ずいぶん長い時間をかけて拷問が続きました。

 

そのうち、その歯医者に行くと、まずぼくの口を開けさせるのが母の最初の仕事になりました。

小さかったので、他にも歯医者があるのではないかという考えが浮かばなかったのです。

父は、町内にその商売があれば、必ず町内の店を使うという考えでしたので、やはり歯医者を変えようとは思わなかったのですね。

 

小学校にあがりました。

5年生くらいになって、大阪から転校してきた子が同じクラスに入りました。町内はちがいましたが、割合近くに住んでました。

ある日、その子の母親が、例の歯医者に行きました。

次の日、その子が「お母さんが、あんな下手な歯医者は知らない」と怒っていると言うのです。治療に行って、帰ってからも出血が止まらなかったようです。

 

下手なんだ。

ということは、他の歯医者なら、あんなに痛くないかも知れない。

初めて気が付きました。

次に歯の治療が必要になった時、ぼくは親に、他の歯医者に行くと必死に主張しました。

 

全然違う。

普通の歯医者は、あんなに意地悪そうに無愛想で無く、不快で無く、痛くも無い。

生まれて初めて知った事実です。

少し離れたところにある歯医者で、ぼくは神様に感謝しました。

しかし、その時には手遅れでした。

「ああ、ひどいな」

その歯医者が、ぼくの口の中を覗いて、つぶやきました。

歯並びガタガタ。

歯が痛くても、あの歯医者に行きたくなくて治療せずに放っておいた虫歯もあります。

 

今のぼくの歯の状態が悪いのは、最初の歯医者のせいです。

 

2

やがて、大学に行くために東京に出て、仕事も何年か東京でしてました。

ある日、親不知が痛み出しました。

仕事の帰りに、駅の近くで歯医者を探しました。

おそらく、予約が無いと診てもらえないでしょうが、急患だと主張するつもりでした。

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ビルの階段を登って、見つけた歯医者のドアを開きました。

仕切りが無く、奥まで見通せました。

小さな診療所でした。

患者いません。

受付にいがちな可愛い女の子もいません。

診察終了だと思ったような感じで、ぼくは逃げようとしました。

「どうしたんだ」

しまった。

「予約無いからダメでしょ」

「いいよ、今診てやろう」

「いやぁ今日は心の準備してないから」

なんて言ったけど、結局診療所の中に入り、椅子の上に座ってしまいました。

親不知を抜くと言います。

はっきり言って、歯医者というより柔道選手。

腕太い。

 

口開けました。

すごい。

力任せです。

痛い。

握力が強すぎて、歯が砕けたらしいです。

ものすごく手間が掛かって、強引に親不知は抜かれました。

血が止まりません。

 

アパートに帰っても血が止まらない。

震えがきました。

結局、翌日仕事休みました。

 

だいたい抜歯なんか、歯医者がゴソゴソして、準備してるんだな、これから抜くんだろうと思った時には抜き終わっていたりするものです。

やっとこ握って力任せにするもんじゃ無い。

 

その後も、違うところで何回か歯を抜いてもらってますから。

ぼく親不知4本ともあったんです。

 

歯のことを書いていたら、昔のことを思い出してしまいました。

歯医者選びは気をつけましょう。

歯の治療中の仮詰めは

どなたかのブログで、歯の治療中に削った穴を仮詰めしたものが取れたら・・・という心配事が書かれていましたね。

あ、本当はどなたのブログか覚えてますよ。

はい、結論。

取れても良いです。

次の治療予約日まで、そのままでいけます。

 

この前大きな穴を空けてもらった二本の歯に、ゼラチンの硬いみたいなものを仮に詰めてもらい、1週間後に土台を設置してもらう予定で帰りました。

んで、安心して食事してたら、とれました。

右の仮詰め。

そんで、寝る前に舌先で確認していると、左側も半分とれてます。

 

多分大丈夫だろう、そんな事、以前他の歯医者から聞いているし、何回も歯医者に行くのは精神的につらい。

ということで、放っておこうと思いましたが、やはり少し心配で、今朝、歯医者に電話しました。

「全然大丈夫です」

明快な返事をもらって、すごく嬉しいです。

 

ぼくは、昔から歯が悪く、虫歯虫歯治療工事。

よく考えたら、無事な歯は無いかもしれません。

動物だったら、最初の頃に食い殺されているんでしょうね、噛めないんだから。

人間に生まれてて良かったです。

 

それに日をつめて歯医者の診療台に座るのはダメ。

心が弱いのです。

 

ということで、今日は朝から元気が出てます。