エルキュール・ポアロですね。
中学生の時に読みました。
大人気作家の有名作品ですから、みなさんの多くも読まれたんでしょう。
でもって、映画やドラマで何回も映像化されてます。
もう、映画が始まる前から、犯人も、どうやって殺したかも、なんで殺したかも分かっています。
ミステリーとは言いながら、謎解きの興味はありません。
いつ、ポアロが灰色の脳細胞にものを言わせて、事件を解き明かすのか待つだけです。
なんで、観たの?
はい、映画館で予告編を見ました。
止まった列車の屋根の上を歩くシーンとか、その他のシーンも映像として目に残り、見たいなあと思ったんです。シーンシーンが見事なような気がしたのです。
画面が素晴らしいです。
初っ端のシーン、
雪山の中、崖に鉄橋のように組んだやぐら
雪崩
雪に少し埋もれる機関車
例の止まった列車の上を歩くシーン
外から撮っている列車の窓
そして、最後の謎解きを待つ乗客が、トンネルの入り口で最後の晩餐のように配置されているところ
その他の多くのシーン
とにかく画像を楽しむ映画です。
この絵を見て下さいってやつです。
これだけで2時間いけます。
そして、ポアロは、ぼくの抱いていたイメージと比べると、だいぶ立派です。
体格も、顔も、そして口髭も。
ちょっと立派すぎて、最初は、どうもなんか・・
殺される役のジョニー・ディップは、役にふさわしい感じです。
配役がかなり豪華です。
007で、Mを演じたおばちゃん。
すげく歳とったミッシェル・ファイファー。
地味に出てきたペネロペ・クルス。
そして、若い女性の乗客がいるんですが、彼女は家庭教師です。あの眉から目にかけて、すごくよく知っている顔です。しかし、誰なのか思い出せません。
ああ、もどかしい。
こんなに、よく知っている顔なのに。
ああああ、そうです。
スター・ウォーズ、1番新しいやつに出ています。レイです。
スターウォーズの時の衣装とか髪型が特殊ですから、すぐに思い出せませんでした。
主役じゃないですか。レイ。
普通の衣装着て、普通の髪型だと目立ちません。
それに彼女、肩のあたりが男みたいだし、立ち振る舞いも男っぽくて、普通の女性の格好して出てくると、あまり良いところがありません。
でも、フォースの力で解決してよ、と言いたいところですが、ぼくはすでに話を知っていますから、そんなことも思いませんでした。
ま、そんなこんなで見所満載、配役豪華ですから、話を知っていても、すごく楽しめる作品でありました。
観てない方は、ご覧いただくべきです。
観ましょう。観なければと強制強要して終わらせていただきます。