ぼくは「不適切にもほどがある」と言うドラマを気に入って毎週観ています。
ええ、あの路線バスがタイムマシンで、阿部サダヲが昭和と現代を行ったり来たりするドラマです。山口百恵を思わせると話題の河合優実が、阿部サダヲの娘役をやっている、あれです。錦戸亮が歳をとって古田新太になるやつです。
福井では民放チャンネルが少なくてTBSは映らないので、Tverで視聴しているのですが、大阪場所の興奮が落ち着いた昨晩「あ、あれ観てない」と思い出して、この前の金曜日放送分を観たんです。
この中で、体を悪くしている、確か心臓だったかな、古田新太が突然歌い出す、このドラマ特有のミュージカルというかアメリカの音楽ドラマ的な展開で、歌い踊るんです。
パジャマの上にガウンを羽織り、弱々しく身を屈めていた古田新太が突然歌い踊ります。
そんで、歌い踊ったら、再び苦しそうに身をかがめ、娘の仲里依紗が「お父さん」と言いながらガウンをかける。
そして再び、ガウンを跳ね除けて古田新太が歌うんです。
ジェームス・ブラウンみたいだと思いました。
ええ、例のナニです。
息も絶え絶えになったジェームス・ブラウンに司会のおっさんがガウンを着せ掛けて心配そうにしていると、突然復活して歌い出すジェームス・ブラウン。あのステージ上のパフォーマンス。
あれね。
そしたら、一応オリジナルをはっきりしておかないと分からない人もいるからという気遣いでしょうか、阿部サダヲが「ジェームス・ブラウンみたいだな」というセリフを呟くのです。
ニタリとさせてもらいました。
阿部サダヲの娘の役をしている河合優実が主演する深夜サスペンスドラマが4月からテレビ東京で放送されるみたいで楽しみです。
この「不適切にもほどがある」も、いよいよ次回で最終回みたいですね。
キョンキョンや三原じゅん子のいじりも笑えたし、何より、こんなことをしても許されるってのが面白くって良いです。
尊富士の優勝で熱海富士にも火がつくんじゃないかって、楽しみにしている月曜日の午後です。
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