昨夜の鎌倉殿の13人の中の八田知家(市原隼人)のセリフです。
言った相手が76歳くらいらしいので、かなり衝撃的なセリフですね。思わず、ぼくもぶっ飛びました。
彼は、鎌倉殿である源実朝の命で、大陸まで行ける大きな船の建造に携わっており、この船が完成したら隠居すると言うのです。
それを聞いて、「まだお若いのに」と言った相手に対しての言葉が、この記事のタイトルなんです。
すぐに思ったのは、市原隼人自身、自分の演じている人物の年齢を意識しての演技だったのだろうかということです。
途中までそういう認識がなくて、このドラマでの自分の出番の最後に初めて知ったりして。
それとも、最終的に70代での出番があるとわかっていて、その上で元気者らしく演じていたのか。
そう言えば、先週の和田合戦の始めで、三浦がいとこの和田を裏切り、和田の館を出る時に、三浦と行動を共にしていた八田(市原隼人)が腰を下ろしたまま後ろに立つ三浦義村(山本耕史)に頷いたのが妙に年寄りくさく感じたのですが、あの時からそう言う演技に入っていたのか、それともぼくの勝手な思い込みだったのか。
まあ、面白いドラマです。
昨日の昼間は、散歩の後、テレビで早慶戦(野球)を見てました。
早稲田のユニフォームは、全くアマチュア野球・学生野球という雰囲気をただよわせ、実際どうなのか知りませんが、昔から変わってないような気がするものでした。甲子園の高校野球チームよりも雰囲気があります。
ぼくがテレビをつけた時の慶応のピッチャーは前田くん。
元広島の天才バッターの前田智徳の息子だそうです。
そう言えば、ベンチに控えている選手の中に、清原という名前もありましたね。
休みの日にテレビで六大学野球見て、夜はNHKの大河ドラマ観てウケているてのは、全く老人らしい生活だなあ。
そして、今日は新型コロナワクチンの5回目の接種をしてもらってきました。
馴染みの医院での接種でしたが、今日は特別空いていて楽な気持ちでした。
さすがに5回目はゆっくりしたいのか、みなさん動きがのんびりしているのでしょうか。
コロナワクチンに対する誹謗も多いですけれど、良いのか悪いのか、本当に科学的な根拠に基づいた意見は無さそうのなので、とりあえず打っておくのが吉だと思いました。
ここんとこ感染者数も増加傾向ですし。
全員殺される感じの鎌倉殿の13人の中で、八田殿は年齢を重ねて、隠居という形でそっと姿を消したし、北条時政も伊豆に幽閉されたけど磯山さやかに世話してもらいながらこの世を去ったらしく、人間はいずれ死にますから、コロナワクチンの副作用なのか別の死因なのか、ワクチン打った後に死ぬのも穏やかな人生のうちに入るような気がします。
鎌田實さんの「60代からの鎌田式ズボラ筋トレ」読みながら体操していますが、こんなことして、うっかり100歳を超えるまで生き延びちゃうと、それもまた大変そうなので、適当なところで手を抜こうと思ったばかりですから。