40年以上昔のことで恐縮ですけど、ぼくはコンピューターのプログラムとかやってみたくなったのです。
その時は、全く違う仕事をしてたのですが、勤め先の上の方にお願いして、一番上の人の決定で、1年ほどよその会社で勉強させてもらうことになったのです。
当時は、コンピュータは空調の効いた大きな部屋いっぱいに置かれていました。各パーツはせいぜい家具程度の大きさなのですが、コンピュータとして一体になると、その家具くらいのパーツが接続されて部屋いっぱいの存在となるのです。
値段もすごい金額です。
ということで、自前でコンピュータを持っているなんて大会社くらいで、多くの事業所は必要な電算業務を計算センターというところに外注してました。給料計算とか、辞書のデータ作成・保管・出力なんてことも計算センターに発注してたです。
ぼくは、その計算センターでプログラムの作成の勉強をしたのです。
ただ、部屋いっぱいのコンピュータって言っても、多分、今のスマホよりも扱うデータ量は少ないでしょうし、スピードもずっと遅かったと思いますけど。
当時は、プロ野球に南海ホークスというチームがありました。今のソフトバンク・ホークスの前身です。
いつも一緒に麻雀してたシステム部の部長が大阪出身で、南海ホークスのファンでした。
その当時の南海の監督は、野村克也。
選手としてまだ現役でしたから、いわゆるプレーイングマネージャーってやつでした。
ある日の新聞を見たら、南海ホークスの勝率が、たしか2割台でした。思わず、チーム打率かと思ってしまいました。
システム部長に、「これチーム打率ですよね」ってからかったら、怒ってました。
そんなことを思い出させてくれる日本ハムの勝率でしたが、今日みたら3割3分3厘になってました。チーム打率と間違える訳にはいかないですね。
しかし、阪神タイガースの勝率は1割5分。