70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

Me and Bobby McGeeが聴こえた

ミー・アンド・ボビーマギーって曲をご存知でしょうか。

大男のクリス・クリストファースンが書いた曲です。

 

バトンルージュの町で、とうとう有金を使い果たしてすっからかんになっちゃって、駅でどうしようかと思ってたら、ボビー・マギーが親指を立ててトラックを止めた。

そのトラックに乗り込んで、俺はバンダナに包まれたハモニカを取り出した。

いつだってボビー・マギーの歌うブルースは最高で、俺はそれに合わせてハモニカを吹いたんだ。それで、俺たちはご機嫌になったんだ。

自由ってのは、無くすものが無いってことなのさ。

なんて感じの曲です。

ジャニス・ジョプリンが歌うと、なんだか男女間の関係が匂ってくるような感じですが、クリス・クリストファーソンが作ったと聞けば、男二人で気楽に彷徨って旅する、いわゆるホーボーの歌なんだなという気がします。

 

一緒に旅してきたボビー・マギーも、ある日家が欲しいと言って、一人で立ち去ります。

お互い自由にやってきたんです。ボビー・マギーを黙って見送り、こっちは一人で旅を続けるのです。

 

聞いていると、なんとも言えない気持ちになります。

 

 

 

さて、話は変わりますが、ケビンとキャサリンという夫婦がいます。

ケビンとキャサリンは、実は日本人で、多分本当の名前は違います。なんで、そんな名前を名乗るのか、ぼくは知りません。

ケビンとキャサリンは、大きな古いキャンピンカーで生活していて、季節に合わせて日本中を移動しています。三重県で牡蠣小屋で働いたり、北海道でソフトクリームを売ったりして、食費やガソリン代、キャンピングカーのメンテナンス費用等を購っています。

以前見た動画で、北海道かどこかにある家に郵便物が届くので、その辺りに行った時にまとめて取ってくるなんて言ってましたっけ。

 

三重県の田舎の方に住んでいるらしい体が大きいスキンヘッドのおっさんのYouTubeチャンネル、「おっチャンネル」というのを、ぼくは時々覗くのですが、そのおっさんの昔からの知り合いで、日本をさすらっているケビン&キャサリンがたまに出てきます。

先日見てた動画にも出ています。

この動画見てたら、頭の中に「Me and Bobbu McGee」が聴こえてきました。そんな曲を連想させる動画です。

なぜだか、この動画がすごく好きなんです。

 

動画に、そういうコメントを書いたら、旅先で読んだのでしょうか、ケビンさんからコメントが返ってきました。

ラララ・ララ・ラララ

 

 

あ、ジャニスの歌も貼っておきましょうか。