河岸の工事
昔は、河岸はコンクリート護岸で、水辺まで均一な勾配でコンクリートが貼られ、草が水辺にあるなんてことはありませんでした。
いつ頃だったかのか、河岸水辺は自然な感じにしないと生態系もダメになると言うことで、草が水辺まで茂り、川の流れもちょっと軽くだけどうねりがあるように変わりました。
この写真の左側の岸を見ていただければお分かりになる、というか、今どこの川でもこんな感じに仕上がっていると思います。
自然な感じで、魚や水辺の生物が戻ってくるというのは、なんか良いし、まあ広範囲にわたり護岸工事をやり直せば、土建業者も喜びます。
土建屋行政と言っても、それが悪い意味しか無いわけでは無いだろうと思うのですよ。
最近、足羽川の岸辺にブルが入って、ご覧のような土いじり工事風景が見られます。
土いじりが一番儲かる工事なので、こうやって護岸をまたコンクリに戻すのか、そんで何年かしたらまた自然な感じに変えると土建屋も潰れずに済むもんななんて思ってましたが、土手を散歩しながらよく見ると、こんな看板が出てました。
単なる土砂の撤去作業なんだ。
一昨年の豪雪の時に、河原を雪捨て場にして、そのまま置いておくと夏でも消えないから、せっせとブルで川に雪を追いやって溶かしてましたが、あれで土砂も入ったし、まあ川上からの土砂の自然な移動もありますから、たまにこういう作業が必要なんでしょう。
などと汚れた心で川辺を歩いたのです。
大雨時の水の逃し場
そうしましたら、JRの鉄橋の下で、こんな風景を発見しました。
この白いところは、下の方に掘り下げられています。
向こう岸も同様。
この辺りは、大雨の時に堤防決壊しがちというか、決壊させて中心部を護る(なんてことは無いのですが、そんなことを言ったり、そう心得たりしている市民がいるのです)場所ですが、いつのまにかこういう余裕を作っているのですね。
これで解決すれば、堤防決壊もありませんし、福井の街は大水から守られます。
恥ずかしながら、ここはよく知りませんでした。
話は変わるけど
みなさん、お巡りさんを襲うのは辞めましょう。
ナイフや包丁で滅多刺しはいけません。
あんまりすると、お巡りさんも防衛に入ります。
相手のちょっとした動きを攻撃と感じて、自己防衛のための行動を取るようになるかもしれません。
アメリカでお巡りさんのやりすぎの暴力が報道されることがありますが、あれやっぱり自分を守らなければならないので、そうなってしまうんです。
日本のお巡りさんも、職務質問の時に柔道の技を繰り出したり、拳銃を発砲するようなことになるかもしれません。
拳銃が欲しいかもしれませんが、お巡りさんを襲うのはやめて下さい。
住みよい安全な国でありたいです。