学生の頃のレポートと全員不可のしうち
ああ、そうだ、思い出した。
ぼくが学生の頃、大学は学生運動でひどく荒れていて、期末のテストが出来ない事がありました。というか、テストの半分くらい無かったような。
この場合、レポート提出となります。
で、ある教養科目がありまして、興味が無い科目でしたが、授業をとりました。
これもレポート提出になったので、適当にレポート作って出したのです。
で、成績の発表があり、ぼくはその科目「不可」。
え、なんで?
情熱が無かったのは事実です。適当に書いたのも事実です。
しかし、「不可」ってことは無いでしょう。
ガッカリしてたら、同じクラスのやつがやってきて、全員不可をくらったと教えてくれました。
学生が、その先生を殴ったらしく、その仕返しに全員不可にしたらしい。
馬鹿野郎。
みんなその先生の研究室に行って、殴ってやるということになりました。
しかし、敵もわかってます。
研究室はもぬけの空。逃げやがった。
全員不可にして、すぐに逃げたらしい。
まあ、そんな科目の単位が無くても、どうということはありません。
無事卒業しましたが、まあ、学生も先生も、他愛もない時代だったのです。
今は、笑えないんだ
名城大学の学生が、自分のレポート提出が間に合わなくて単位がもらえない理由で、担当の准教授をハサミで刺した事件、ショッキングですね。
だって、レポート出せないのは自分が悪いのです。それで、レポート出さなかったら単位もらえないのも当たり前のことでしょう。
自分の思い通りにならなかったら、相手を殺すという発想。自分勝手。
怖いなと思うのは、この学生が特殊な人では無いかもしれないと思うからです。少し変わった人程度かも。
自分の行動、目的だけしか頭に無いのは、最近、皆さんそうですもん。自分のしようとしていることしか考えてない。
笑えない時代。