「教場2」てのを見ました。
そうキムタクが警察学校の教官を演じるドラマです。
前編後編が二夜連続で放送された、結構長いやつです。
多くの人に叱られるのでしょうけども、ぼくは興味が無くて見るつもりは無かったのです。だから、前編の途中から見ることになりました。
想像したものとは全く違ってました。
宣伝がテレビで何回も流されていて、キムタクのあのメイクを見ると、きっと彼は冷酷な連続殺人者なのだろうと思い込んでたのです。
おそらく殺し方もエグく、恐怖サスペンスだと素直に想像してました。
本当は、警察学校学校を舞台にした、どういえばいいか、青春成長学園物、ほんのちょっとミステリー。
学園物というと違う方向を思い浮かべますけど、アメリカ映画によくある軍隊の学校物を意識している感じです。
実際の警察学校が、あんな軍隊式なのかどうかは、ぼくは知りませんけど、その軍隊式の規律が雰囲気を盛り上げて、けっこう面白かったです。
最後に、キムタク教官は、卒業していく生徒たち一人一人と握手しながら声をかけるのです。
この学校でイジメを受けた女子生徒が、自分の目付きがキツくなりましたと言います。彼女は、自分が強くなってイジメを跳ね返そうと、自分を鍛えていたのです。
この言葉に、キムタク教官は、ほんのちょっと間を置いて、「それは、わたしのせいか?」と聞くのです。
このシーン、生徒のセリフは違いますが、教官の反応と言葉は、何かの映画にあったのを思い出しました。あっちは軍人でしたが。
そういうつもりで作ったのですね。
キムタクは良かったですけども、ピシッと背筋を伸ばしていると、無駄な脂肪が付いてなくて、それで小柄なので、後ろ姿が時々子供に見えてしまったりしました。
姿勢が良すぎて、大人のなんとかが後ろ姿に出てたりしないので、気の毒かな。
所長役の小日向さんは、やはり小柄ですけど、年齢どおりに体型が崩れていて、姿勢も良すぎ無いので、それなりに見えるのです。
ぼくは、このドラマの1も見てません。
どこかに無いかなとネットを探してますが、無料のは、まだ見つかってません。