今日、明日、最後の二日間がこんなにスリリングでエキサイティングなのは、いつ以来なんだろう？
今日、14日目
今場所、すごい覚醒を見せつけた錦木は、初入幕三銃士のうちの二人に連続で敗れ、疲れが出てきたのかという感じ。今日の相手竜電は悪行の報いと呪いをようやく脱し、好調です。強いですよ。
そして、11勝はあるけど、まだ12勝の経験が無いという絶好調北勝富士は、初優勝にむかって、まず12勝目を狙うというベテランの落ち着きとメラメラした野心が同居しています。
対する伯桜鵬は、漢字変換しづらい四股名ですが、初登場1位、新入幕初優勝にまっしぐら。昨日の解説に入った師匠の白鵬・宮城野親方も微妙な笑顔で誤魔化していましたが、可能性を強く感じていそうな佇まいでしたね。
この取組が今日一番と言いたくなりますが、これを上回る興奮が後に控えています。
大関に向かって出発した3人の関脇の中で、ただ一人、3場所33勝という目安に可能性を残している豊昇龍は、関脇同士となる若元春との対決です。
正直、昨日大関霧島に勝って大関昇進に色濃く可能性を残している豊昇龍に勝ってもらいたいのですが、さあどうなるでしょうか。
さらに、二人とも勝ち越しまで残り一つも負けられない新大関の霧島と、元大関の朝乃山の取組が、本日の結びなのです。
そして、明日の千秋楽は
もし、北勝富士が今日勝てば
明日、千秋楽の結びの一番は、霧島と北勝富士かな。
霧島が今日勝ってれば、勝ち越しに向かって手負の霧島と、初優勝に向かってアドレナリン全開の北勝富士との戦いですから、ヒリヒリするような大団円。
もし、伯桜鵬が今日勝てば、
千秋楽の結びは、霧島と、新入幕初優勝に向かって爆走する19歳の若武者・伯桜鵬との、これまた大興奮の一番になるのか？
で、さらに豊昇龍が今日勝っていれば、大関昇進とこれまた初優勝の可能性を賭けて本割を勝って、若武者かベテラン二人どちらかとの、あるいは巴戦の、さらには4人での優勝決定戦となるかもしれませんね。
興奮の名古屋場所です。
いずれにせよ大関誕生して欲しい
とにかく豊昇龍ががんばらないとね。
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