「イカゲーム」はシーズン3までありました。
ま、みなさんご存知だと思いますけど。
調べたら、シーズン3は今年の6月から観れるようになっていて、一気觀するにはいいタイミングでした。
「カイジ」のパクリだろうとたかを括っていましたが、これ全然違いました。
もちろん基本的なアイデアは「カイジ」からなのかなと言う気がしますが、韓国ドラマらしく、十分なお勉強の結果、とても面白いドラマになっています。「カイジ」よりも。
韓国ドラマ・映画に面白い作品が多いのは、作り手が外国映画の過去の作品をものすごく勉強しているせいなんだろうと思います。
もちろんどこの国の映画制作者も、過去の作品からの勉強は十分にしているのだと思いますけど、韓国映画に関しては、そういうのが集団でありそうな気がします。実際にどうなのかは知りませんけど、たとえば学校とか、なんか全体でそういうのに取り組んでたりするのかな、なんて気もしてきてます。
こういうところで登場人物の言動がこうなる、とかストーリー展開とか、とにかく定番のシーンの作り方をよく知っている感じがするのです。それはパクリとかじゃなくて、勉強によって身に付き制作している映画の中に生かされている、みたいな。
ぼくは韓国映画の登場人物は韓国人なんだけど実際の韓国人では無い、って気がしてたのですけど、それを言い出したら日本映画の中の登場人物は実際の日本人じゃ無かったり、あるいはハリウッド映画の中の人物は実際のアメリカ人とは違うんじゃ無いかなって話になってきます。
要するに映画の中の人物は、実際の市井の人物である必要は無く、むしろ観客の憧れとか感情を揺さぶるとか観客の共感を得るとかのために適しているように作られてるんですね。
ま、そんな話はどうでもいいのですけども。
アメリカの西部劇を勉強して黒沢映画が出来、その黒沢をアメリカの映画人が勉強してその後のアメリカ映画に影響してるみたいな、そんな感じで韓国の映画人がよその国の映画を勉強して今の韓国映画ができているってようなことを感じるんです、ぼくは。
でも、やはり韓国映画・ドラマには韓国人のメンタリティーが良くも悪くも強く反映していて、この「イカゲーム」でもそういうのを感じちゃいました。
それがどういうことなのかを説明すると、まるでぼくが韓国嫌いのように誤解されてしまうかもなので、具体的には書きません。
「キンキンに冷えてやがるぜ!」みたいなことは「イカゲーム」の主人公は言いません。
「イカゲーム」の主人公は、ろくでなしでうまくいかないことは他人のせいにして自分を少しでもよく思いたいという人です。だから大金をもらっても冷えたビールで喜んでいず、あんな命懸けのゲームをさせて喜んでいる連中への義憤の中に漬かっているのです
全ての韓国映画・ドラマを貫いて、良い人・自己犠牲・民権・民主主義・正義への強い憧れってものがあります。あんまり強すぎて、現実はその裏返しなのかなって気がするくらいに。
この主人公もそうです。
ちょっとその辺りが鼻につきます、基本的にろくでなしのくせにと思ってしまうからです。でも、ドラマ自体はとても面白いのです。
以上、ぼくの思い込みによる勝手な感想でした。
韓国映画・ドラマをよく観てる我が家で、出演映画を最近よく観ているイ・ビョンホンが出てくるのも良いです。前も書いたけど、遠藤憲一と同じ顔だし。
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