the Last Dance 70代の真実 

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

矢沢永吉、永ちゃんはジェームス・ブラウンだね、ちょっとジャンル違うけど

YouTubeに「矢沢永吉 Eikichi Yazawa Channel」というチャンネルがあるってのを先日知りました。

ええ、ぼくファンなんです。

大学生の頃からだから50年以上です。

あの伝説の、人気番組「リブ・ヤング」でのキャロルの世の中初お身見えってのを下宿のテレビで見たんです。

部屋には下宿の住人が三人ほどいました。

 

番組でリーゼントと革ジャンが最も似合う人コンテストみたいな企画があって、一般素人がそういう格好でツイストを踊りまくってました。

で、そのツイストのための音楽を演奏するバンドというのがキャロルでした。

メジャーデビューなんかしてません。

はっきり言って素人バンドみたいなものです。

でも、全く知らないこいつらを、ぼくらは「なんやこいつら!」「知らんぞこんなの!」とか言いながら大好きになってしまっていました。

演奏してたのは、全部既存の「ジョニー・ビー・グッド」とかのロックンロールで、彼らのオリジナル曲なんて無かったように思います。同じ曲が2回か3回ずつくらい演奏されてたんじゃないかな。

とにかく強烈だったんです。

そしたら番組の終わり頃、司会の愛川欽也が「さっきプロデューサーのミッキー・カーティスさんから電話がありまして、キャロルのレコードデビューが決まりました」なんて言ったんです。

その時は、ああ仕込みだったのかとも思いましたが、とにかくみんな、日本中がと言いたくなるけど、キャロルの大ファンになったのです。

 

やがてキャロルは解散してしまい、一番強烈なメンバーの矢沢永吉永ちゃんがソロになりました。

正直、あのキャロルのサウンドが好きだったので、ソロの矢沢永吉が物足りなかったような気がしましたが、時間が経つにつれソロの矢沢永吉が好きになりました。

 

で、先日の矢沢永吉のチャンネルの発見。

コンサートの演奏の動画です。

曲ごとの動画で、最初に何年のコンサートかが示されます。

さっきも2、3曲見てました。

 

永ちゃんて、なんと言うか、自己陶酔型でしょ。

で、独特のステップ踏んだり、手をぴくぴく動かしたり、何かに憑依されているかのようなパフォーマンス。

見ているうちに気がつきました。

永ちゃんジェームス・ブラウンなんだ。

 

できれば、激しく動いた後で、力尽きたようにしゃがみ込んで欲しい。そしてマネージャーのような人が大きめのジャケットかコートを持って出てきて、力を使い果たしてしゃがみ込んで息も絶え絶えの永ちゃんの後ろから、そっと背中にかけてあげて欲しい。ジャケットを被された永ちゃんが、突然力を取り戻し、いきなり立ち上がって激しいパフォーマンスを再開するっての見てみたいなあ。

でも、こういうパフォーマンスをしたら、訴えられそう。ジェームス・ブラウンは死んじゃったけど、なんか権利を継承している会社とかがありそうだから、こわいですね。

 

ま、天下の永ちゃんだからジェームス・ブラウンのパフォーマンスをパクる必要もありませんけど、基本姿勢が同じような気がします、この二人。

 

作家の村松友視さんは、永ちゃんアントニオ猪木と同じだ、って書いてましたね。

猪木は永ちゃんと同じで、観客席の向こうにもう一人の自分がいて、そのもう一人の自分の目を意識して動いているとか書いてました。

 

いろいろ偉い人たちとの共通点を指摘されてるんですわ。

 

 

 

ランキングに参加しています。バナーにクリックいただけるとうれしいです。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村