the Last Dance 70代の真実 

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

「侍タイムスリッパー」評判になってますが確かに面白かったです

数年前のNHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」てのをご覧になってましたか?

親子3代にわたるドラマでしたね。

最後の孫の代は、京都の太秦(うずまさ)映画村撮影所で撮られるチャンバラ映画の世界が舞台でした。

あのドラマで、松重豊さんが斬られ役の親玉みたいな感じで出てました。

チャンバラの斬られ役に徹して、普段から着流しにたけみつの刀を挿し、言葉も侍言葉で過ごしてました。

あの松重豊さん演じる人物の人格を分割して複数人にしてみたのかな、てのがこの映画を見た時に頭に浮かんだのです。

 

 

さて、現在話題の低予算自主制作(?)映画「侍タイムスリッパー」を観てみたいと家内が言いました。

テレビで紹介されてたのを見たのです。

ぼくは、上映する映画館が限られるので「カメラを止めるな」と同じようにネットに出てくるのが早いだろうと思ったので、「ちょっと待てば観れるような気がする」と答えました。

そしたら案の定、Amazonのプライムビデオに出ているではありませんか。

さっそく観ました。

 

映画の内容

時代は幕末。勤王派、攘夷派というか討幕派というか、そういう連中って京都にたむろしてましたよね。

で、そういう反体制の連中を新撰組とかがやっつけてた訳ですが、その京都における反体制派を取り締まる幕府側の責任者が京都守護代松平容保という人です。

この松平容保は、会津藩の藩主なのです。

尊王攘夷討幕派の連中にすごく恨まれてたのは当然ですね。それが維新の際の会津藩攻撃の激烈さの原因でもありました。

 

さて、山口馬木也さん演じるところの高坂新左衛門、この映画の主人公は幕末の会津藩士です。

彼は藩主の命を受けて、討幕派の腕の立つ侍の暗殺のために夜道でその侍を襲います。雷が鳴る雨の夜。双方が刀を抜き切り合いますが、そこに雷が命中します。

 

気を失っていた高坂新左衛門が気がついた場所は、なんと現代の京都太秦撮影所だったのです。雷に打たれて、どういうはずみかタイムスリップしてしまったのです。

 

ということで、現代にタイムスリップした侍は、戸惑いが大きかったのですが、信じがたい現実に不器用ながら何とか折り合いをつけ、優しい人々に助けられ、とうとう時代劇のメッカ太秦撮影所で斬られ役として仕事をするようになるのです。

会津の真面目で純朴な田舎侍が現代の時代劇の中で生きていく姿は、まさしくコメディなのですが、この映画はそこら辺を割合あっさりと見せてくれます。

とにかく真面目で真剣に仕事に取り組む高坂新左衛門は、もともと剣の腕も立つ侍であり、たちまちその斬られ役としての存在を認められていくのです。

そしてある日、冨家ノリマサ演じる時代劇の大スターから声がかかり、高坂新左衛門は注目の時代劇映画で主人公の敵役、準主役を演じることとなります。

 

しかし、高坂新左衛門は、その大スターから驚愕の事実を知らされるのです。

 

なぜ面白いのか

正直、この映画を観ると、映画というよりもテレビドラマの画面だなと思ってしまいます。

予算が少ないこともあるのでしょうか。

設定等に特に目新しいものはありません。

先ほども書いたように、まず朝ドラの「カムカムエブリバディ」を思い出してしまいます。こんなことを言うとナンですが、あれ観て考えたんでしょ、と思ってしまいます。

知っている俳優さんも少なくて、主演の山口馬木也さんと冨家ノリマサさん、それから主人公を居候させてくれるお寺の奥さんの紅萬子さんくらいでしょうか。

制作費を抑えるってことでギャラの安い俳優さんたちを使っているんでしょう。

 

でも、それで、なぜこんなに面白いのか?

 

まずは、最後のクライマックスでの山口馬木也さんと冨家ノリマサさんの斬り合い、殺陣の素晴らしさが圧倒的なのです。

このシーンは、何度も繰り返して観たいです。

幸いサブスクなので、いくらでも観れますよ。

それと、山口馬木也さんの会津の田舎侍の真面目さ、純朴さ、一途さが良いですねえ。

さらに、出てくる人物がいい人ばかり。

安心して観てられるのです。味がいいのです。

 

今時、こんな映画は珍しい。

普通、作らないでしょ、こんな話。

 

やたら面白いですよ。

 

 

 

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