昨日から今日にかけて「忍びの家」全8エピソードを一気觀しました。
暇な老夫婦なんです。
テレビつけると番組の時間の半分がCMという状況なので、アホらしくて見てられないでしょ。
ということで、こういうことになるんです。
「忍びの家」てのは、忍者の家族が現代に暮らしているというお話。
服部半蔵の家系です。
お父さん、お母さん、おばあちゃん、そして息子3人に娘一人という家族構成。
ただし、長男は6年前の任務で死んでしまったのです。
だから今、家にいる息子は二人。賀来賢人が演じている次男と、まだ8歳で忍者になってない三男。
6年前に長男を失った任務の後、父親は忍び仕事をしないと決意してます。
世を忍ぶための造り酒屋という仕事を実際の家業としています。
なお、忍者は肉を食べません。
優秀な忍者には、隠れている忍者の食べた肉の匂いがわかってしまうからです。
しかし6年間も忍びの仕事をしていない賀来賢人演じるハルは、自動販売機に飲み物の缶を補充する仕事についてますが、仕事終わりに牛丼屋で牛丼を食べるのが日課になってます。
そして最近、ハルが牛丼屋に入ると、ある女性がいるのです。
彼女も牛丼を食べています。その女性が気になっているハル。
忍者は異性を好きになってはいけないのですが、ハルは牛丼屋で一緒になるその女性に恋心を抱くのです。
そして、その恋心が、もう忍び仕事をしないと決めている家族が再び忍びとして働くきっかけとなるのです。
面白そうでしょ。
ぼくはこのドラマの紹介動画を観て面白そうだと思いました。
「地面師たち」と共に、今回Netflixを1ヶ月だけ契約する動機となったドラマです。
しかしながらこのドラマを観て、正直、すごく面白いとは思ってません。
面白いんですよ、面白いんだけど、どうも、その・・・
ラストはシーズン2を作れるようになってます。
でも、シーズン2が出来ても、それは再びNetflixを契約する理由にはならないかな。
契約したら、このドラマのシーズン2は観るでしょうけども。
そういう気分でいた時に、Netflixで北野武の「首」があるのを見つけました。
観ました。
織田信長、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康等々の関係と本能寺の変あたりが題材になっています。
織田信長はコテコテの名古屋弁、無茶苦茶な性格です。演じたのは加瀬亮。
大熱演。
何を言っているのか半分くらいしか理解できませんでしたが、この信長が良かったです。
そして曽呂利新左衛門を演じた木村祐一、キム兄です、この出番が多かったし、武士になりたくて曽呂利新左衛門のそばをうろうろしてる百姓を演じた中村獅童も、だいぶ経ってから中村獅童だと気が付くような怪演。
男色満載で冗談のような映画です。
秀吉はビートたけしで、その弟の秀長を大森南朋、黒田官兵衛を浅野忠信で、この三人トリオの出てくるシーンは完全にコント。もしかしてセリフもちゃんと決めずに適当にやっているのかなという感じです。
ぼくはもう2時間ほどを映画館で過ごすことは無理です。途中でトイレに行きたくなるし、狭いシートに大人しく腰掛けて、何も言わずにじっとしてることが苦痛になってます。
だから興味が湧いた映画を映画館で観るという事は、現実的ももうありませんけど、この「首」を映画館で観たら、腹が立つかな。
途中で出たくなるかもしれません。
家のテレビで見放題のサブスクとして観れて良かったです。
ある程度面白いんですよ。
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