昔、1968年にグルノーブルで開かれたフランスの冬季オリンピックの記録映画は、「男と女」で有名になった新進気鋭のクロード・ルルーシュ監督が撮りました。
邦題が「白い恋人たち」と付けられ、フランシス・レイが作曲したあのテーマミュージックですから、てっきり恋愛映画だと思い込んでしまうじゃありませんか。まさかオリンピックの記録映画だなんて。
今回もそんな小洒落た記録映画ができるのでしょうか?
いろんなドラマのあったパリ・オリンピックも女子マラソンのスタートが切られました。
いよいよ千秋楽です。
うちは昨夜、女子のスポーツクライミングの決勝を見てました。
小柄な森秋彩選手がボルダーの第1課題の前で何回もジャンプをトライして、スタートのグリップを掴もうとしてるのを見てました。手が届かないんです。スタートに。
似たような身長のアメリカの選手がスタートのグリップにぶら下がることができたのですが、腕の長さが違うのでしょうか、結局森選手はスタート位置につけずに、その課題は0点でした。
リードでは、決勝に出た選手の中で最もいい点数が取れたのですが、森選手は総合で4位になりました。あのボルダーの第1課題のスタートグリップがもう少し低ければ、メダルが取れたでしょうに。
そんなことを思ってたら、やはりあのスタートの位置がだいぶ話題になってました。
残念だけど、「こういう競技なんです」と言われれば仕方ありませんね。
スポーツクライミングで金メダルを取ったスロベニアのガンブレット選手は、WWEの女子プロレスラーのリア・リプリーの、あの怖い化粧をとったすっぴんの顔に似ているなと思って見てました。
さすがに2大会連続の金メダリストです。素人目でも優れた選手なんだなとわかりました。
オリンピックが終われば、台風が東北を襲います。
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