G7議長国の記者会見があるので、お相撲は3時30分くらいに始まるということは、年寄りのぼくでも理解してました。
大事なことだし、岸田さんも国民に伝えたいこともあるんでしょうと「安倍晋三回顧録」を読んでいる最中のぼくは、少々相撲中継が遅れてもおおらかな気持ちでいました。ただ、申し訳ありませんが岸田さんの話は聞いてません。
ただ、NHKが画面の左側に小さく「相撲中継は、 分から」と表示するもんだから、一応、その時間から相撲を見ようと思ってたのです。
だけど、なんということでしょうか、マイクから離れて立ち去ろうとしていた岸田さんが、またマイクの前に戻ってくるではありませんか。
おい、まだ何か話すの? そんなことしたら相撲中継が始まらないじゃないか。
会見が終わっているのに、どこかの自分勝手な記者が、追加の質問を投げかけたのです。
あの会見、時間が決まってたし、実際10分ほどオーバーしてたんです。
その自分勝手な質問は、どんなものなのか知らないけど、すでに岸田さんが語った内容で回答になるようなものではなかったのでしょうか?
どうしてもあの時点で投げかけるべき質問だったのでしょうか?
なぜ、決められた時間内で質問しなかったのでしょうか?
当然、岸田さんは、そんな要領の悪い記者の質問には、そのまま背中を見せて立ち去れば良いのです。
「総理、逃げるんですか」
記者の言葉が、岸田さんの背中にぶつけられました。
そんな言葉を吐くほどの質問だったのか?
その記者は、自分についての認識をどう持っていたのか?
偉そうに、とぼくは思います。
岸田さんは、回れ右してマイクに戻り、すぐに澱みなく話し始めました。
あの話し方だと、事前に喋った内容の蒸し返しなんだろうなと思います。事前に準備してきたコメント。
そんな話で回答になるような質問なら、前の質問に対する回答を読めば用が済むってことかな?
テレビでは、どこのマスコミ会社の記者なのか明かしませんでした。
名無しの権兵衛の記者の図々しい自分勝手で傲慢な質問。
会社名くらい出せば良いのに。
良いんですよ、そういうのが仕事なんだから。
でもね、「こいつのせいで相撲中継が遅れます」と、会社名と記者の名前くらい出してよ、相撲ファンに対して。
まあ、良いですよ、そんなにひどく遅れなかったし。
NHKはサブチャンネル使って相撲中継したし。
両膝を悪くしていて、今場所かど番の貴景勝が、今日は勝って6勝目、あと2つ勝てば角番脱出で、解説の白鵬も「もう大丈夫ですよ」なんて言ってくれたし。
今日は気分がいいから。