70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

決死の蜂の巣駆除

さて、きのう害虫駆除の会社の人から、その蜂は危険はないからと言われ、自分で蜂の巣を取り除く決意をしたと書きました。

そして、いただいた3回さんからのコメントに素直に従い、タオルで顔半分を覆い、もう一本タオルを頭から垂らして、その上に帽子を被り、首までファスナーを上げたグレーのウィンドブレーカーを着込んで、薄い色のジーンズを履いて、手袋という防護体制を整えて、足羽山の上にある我が家の墓に向かったのです。

 

家を出る前に、家内は最近着なくなった冬物の黒いコートを着るつもりでした。ぼくにも古くて着ない黒っぽいコートを着れと指示が出てました。

まあ、分厚い方が、万が一蜂の攻撃を受けた時に安心かもしれませんね。

しかしながら、黒はダメだというネットの記事が見つかりました。

蜂の巣は熊に襲われることが多いのです。

だから、黒っぽい服装でうろうろしてると、蜂は熊の襲撃と勘違いして襲ってくる可能性が高いらしい。

ということで、慌てて白っぽい服装に変えました。

 

昨日、出来始めの小さな巣を壊した時に、中で蠢いていた緑色の幼虫たちは姿を消してました。

鳥か蟻にでもやられたのでしょうか。

あの幼虫、気持ちが悪かったのですが、思い出せば子供の頃、蜂の子の佃煮の缶詰を見たことがあります。

イナゴの佃煮と同じように、割合食べられているものなのでしょう。

蜂の子もイナゴも、食べたくは無いですが、おそらく両方とも一口は食べているはずです。

食べてるんだから、佃煮ってない幼虫を気持ち悪いと思うのは、申し訳ないなと思いました。

 

そんなこんなで、今日は気持ち悪いと思わず、殺虫剤をたっぷり吹きかけて上げようと思ってたのですが、彼らの姿はありません。

ブンブン飛び回る成虫の蜂も見当たりません。

せっかく最小単位の巣を作っていたのに、壊されて、大事な幼虫がむき出しにされていたので、がっくりきて嫌になってしまったのかも知れません。

 

静かで安全な状況で、ぼくは、たっぷり水をかけて、ブラシで蜂の巣の作りかけのやつを墓からゴシゴシと擦り落としました。

ああ、良かった。

大きな満足感と安心。

今日は、この作業だけで十分でしょう。