70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

マスコミって

新型コロナ以降、マスコミの本性って戦時中と全く変わってないということが分かってしまい、ちょっと嫌だなあ。

あ、彼らの本性は、もちろん新型コロナ以前も同じで、ただぼくがそれを強く感じるのは、コロナ以降だというだけのことです。

 

戦時中のマスコミは、国威高揚、国民を戦争に追い立てるような報道をしてました。

朝日新聞などもズッポリやってまして、戦後違う方向に転換したのは、反省からなのか、営業的な考え方なのか、ぼくは知りません。

 

基本的に、人心を煽ることにより、その件に関する更なる情報への渇望を呼び起こすことにより、新聞の購読数の増加、あるいは現代ならば視聴率の上昇を狙い、それによって広告収入を増加させたいという、企業の行動目的の達成欲望があります。

記者とかキャスターとかも、その起業目標達成への寄与による自己実現、あるいは報酬増加という動機で活動しているのは、人間として当たり前のことですから、そのことについて批判するものではありません。

 

 

批判するつもりがないのならなんで書くの? という話なのですが、最近それがあまりにも露骨でしつこく、「もういいよ」と言いたくなるような気分になるんです。

いろんな出来事について、犯人、あるいは批判対象者を作りたいという強い意志をもってしゃべっているキャスターと呼ばれるアナウンサーたちも多くいます。

 

もし、また日本が過去と同じように戦争に向かえば、たぶんマスコミは昔と同じ行動をするでしょう。

今、平和憲法を守れとか言っている連中が、です。

「正しい」ということは、ものすごく主観的で、時と場合によって変化します。

そんなことより、どのような状況においても変化しない判断基準、「利益」というものに従うのも当然なんでしょね。

ただ、非国民という言葉で代表されるような、ああいう調子で社会を一つの方向に向けていき、異なるものを排除しようとするんだろうなということが予想できちゃって。

ああいやだ。