ぼくのウクレレはLow-G チューニングなんです。
で、Low-G チューニングって何? 知ってる人はここ飛ばして下さい
ウクレレとかギターとかの、抱えて弾く弦楽器てものは、抱えた時に下になる弦から1、2、3、4弦と呼びます。
で、ギターは6弦あって、数字の小さい方が高い音の弦になります。要するに一番細い弦が1弦、あと数字が大きくなるにつれ弦が太く低い音になって行きます。6弦が一番低い音の弦ですね。
ウクレレは弦が4本です。
で、ややこしいのは、通常のチューニングでは、1、2、3弦と数が多くなると音が低くなるのですが、4弦だけは3弦よりも高い音なのです。
このチューニングだと、ウクレレで鳴らせる一番低い音は、3弦の開放弦(何も抑えずに鳴らす)の音、低い方のド(C)になります。これ以上低い音は無いのです。ハワイアンらしい感じの響きになります。
もっと低い音が出た方が便利だし、低音出ると良い感じだし、4弦が一番低い音になった方が素直で良いじゃ無いかと考える人たちは、ウクレレの4弦に3弦よりも太い弦を張りたいと思ったのです。
普通のチューニングでは、4弦の開放弦の音はソ(G)の音です。
これを1オクターブ下げたら、素直な音の並びになるでしょうということで、4弦に太い弦を張って1オクターブ低い音でチューニングするのを、Low-G チューニングと呼びます。
ウクレレ買った時は普通のチューニングだったのですが、ぼくもこのLow-G チューニングにしたいと思い、鉄線巻きの太い4弦を買ってきて、元々細めの弦が張ってあったのを外して、太い低い音が出る弦に張り替えました。
この作業、ウクレレの弦通しのところは、細い弦に合わせた狭さだったのを、紙やすりでシコシコ溝を広げて弦を張り替えたのです。
今回の弦の張り替え
途中で4弦だけ張り替えましたが、全体としては買った時の弦を、そのままずるずると使ってました。
先日、3回さんから、その態度を叱られたので、新しい弦に張り替えることにしました。
さて、ウクレレの弦て、いくつか種類があるのです。
イメージ的には、透き通ったナイロンの弦が思い浮かびます。釣り糸ですね。
ぼくのウクレレも透明な弦が張ってありました。
新しい弦を買いたいので、楽天を見て回っていると、赤い弦があるというじゃないですか。
アキーラ(AQUILA)という会社が、弦に銅の粉を混ぜ込んで作ったのがあるのです。しかもLow-Gのセット。
よくわかりませんが、とりあえずこの赤い弦を作った目的というのは、銅を混ぜて密度を増し、弦を細くしたかったらしいのです。
4弦だけ細い弦から太い弦に張り替えたぼくのウクレレによろしいんじゃないですか、その考え。
ということで、アキーラのREDという弦を買いました。
値段は、はっきり言って、そんなに高くはありません。
で、ブツが届いたので、早速張り替えました。
良いなあ。
赤い弦。
赤いと言っても、赤茶色。
それをウクレレに張ると、見た目が違うんです。
牛じゃないけど、赤いの、気分が上がります。
腕が万年初心者でも、赤い弦見るとウクレレ弾きたくなります。
実際引くと、己の下手さ加減にげんなりするのですが、再び赤い弦を見ると、また気分が上がるのです。
そういう良い感じの興奮状態で、書き殴ってしまいました。すんません。