70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

荒木村重とか竹中半兵衛とか黒田官兵衛関連で

昨夜、「黒牢城」の予約のことを書きましたが、あれから黒田官兵衛を地下の牢屋に閉じ込めた人の名前がどうだったのか、村木なんとか重だっけ? ああ思い出せない、などと考え込んだのでした。

「なにそれ、わけわかんないぜジイさん」と思われると困るので、ちょっと説明します。

 

兵庫家の伊丹あたりの武将が、織田信長の子分だったのに裏切ってしまうのです。

麒麟がくる」でも、ちょっとだけ触れてました。

で、この武将を思いとどまらせて、信長陣営に止めようとして、明智光秀などが説得に行きます。

その結果、「じゃあチーム信長のまんまでいくよ」と、謀反を思いとどまります。

この武将が、荒木村重

そう村木なんとか重ではありませんでした。

で、荒木村重が、改めて信長のところに行こうとして城をでるのです、途中、家来に説得され「やっぱ信長嫌い」と謀反の継続をすることになります。

 

ところで皆さん、黒田官兵衛という人も、元々は兵庫県の人。姫路あたりでしたっけ、伊丹と遠くはありません。

荒木村重とも面識はあります。

そこで、今度は黒田官兵衛荒木村重のところへ説得に向かいます。

「今更、なにを言いに来た」という感じで、荒木村重黒田官兵衛を捕らえて、城の地下の土牢に閉じ込めます。

これ結構長期間の監禁になり、湿気とかいろいろな影響で黒田官兵衛は脚の関節を痛めてビッコをひくことになります。

このあたりの話は、以前、吉川英治大先生の小説で読みました。

 

「黒牢城」は、この黒田官兵衛の囚われの期間に、その城の中で起こった事件を黒田官兵衛が解決するという話らしいのです。

面白そうですね。

 

黒田官兵衛の監禁期間が長かったので、織田信長は、「ああ、黒田官兵衛荒木村重の仲間になって、戻ってこなくなったんだ」と考えて、人質に取っておいた黒田官兵衛の息子を殺してしまえと命じました。

ただ、秀吉の軍師である竹中半兵衛は、黒田官兵衛の裏切りでは無いと見破り、上手にごまかして官兵衛の息子を殺さずに隠したのです。

危なかったですね。この息子が後の黒田長政だそうです。

ようやく救い出された黒田官兵衛は、我が子を守ってもらったことに、ものすごく感謝したって話です。

 

ということで竹中半兵衛のことが、昨夜、寝床の中で頭に浮かびました。

それで、今度は、秀吉が竹中半兵衛を軍師に迎えたいと、半兵衛の庵を訪ねていく話を思い出しました。

それは吉川英治大先生の太閤記で読んだのです。

その庵を訪ねて、自分の軍師になってちょうだいと秀吉が頼む話って、なんか中国ぽいんです。

ま、三国志諸葛孔明を迎えようとする劉備の話とか、よくありそうな話でしょ。

三国志以外でも、偉い先生を訪ねていくと、童子がいて「先生はお留守だよ」なんて言われて、それが本当は仙人が変幻した姿だったりとかいう話ありますもん。

 

竹中半兵衛口説きに行くエピソードは、実はぼくの思い違いなのかもしれませんけど。

でも、確か、行くと綺麗な女の人がいて、それは半兵衛の妹で、秀吉はその妹も気に入っちゃって・・・なんて話だったような気がするんですけども。

ま、いろいろ調べて思い出しましょか。こういうのも楽しいし。