ぼくが高校生の時に、女子生徒で髪が茶色い子がいました。直接面識の無い子で、はっきり言えば先輩なのです。
同じ部の先輩から、あの子はもともと茶色い髪だと聞かされました。彼女を見かけて、わざわざそんな話が出るほどの赤茶色。
先生方は特に騒がなかったようです。
彼女はずっと赤茶色の髪のまま卒業して行ったようです。
地毛の色なんだから問題になりようがありませんよね。
今日、テレビのニュースで、大阪の女子高生(当時)の髪の色を黒く染めろと学校から言われて、その子学校を訴えて、いよいよ判決が出たと言ってました。学校側に法律的な問題は無いという結論です。
その女子生徒だった女性の年齢が21歳となっていました。
卒業した後、時間が経ってから訴えたのか、在学中に訴えたのか知りませんが、時間かかってますね。
校則がおかしいのか、運用している先生方がおかしいのか、それを問題ないと結論づける裁判官がおかしいのか、はたまたこういう社会がおかしいのか。
ま、全部おかしいんでしょうね。
なんでこんなふうになったのでしょうか?
上告するんでしょうか?
すればいいのにと思いますが、費用や精神的負担もありますしね。