去年の暮れから読んでいる本
年をまたがり読んでいる本は、これです。
作家の三浦しをんさんが書いている、小説の書き方講座。
どちらかと言えば、ハウツー本というよりも、エッセイに近い感じですが、いちいち「なるほど」と感心しながら読ませていただいています。
なんで、こんな本を読んでいるのかと言えば、そういう下心があるからです。
宣言しないと書けない
実は、一昨年の夏過ぎからダラダラと長編小説を書き続けています。
まあ、書き「続けて」いると言っても、書いたり書かなかったり、書いても1日に100文字から数100文字程度のカタツムリのようなスピードで、ぽつりぽつりといったペースなのです。
書かない日の方が、たぶん多いでしょう。
だって、YouTubeからウクレレの楽譜を書き写したり、それを練習したりするの楽しいし、ブログも書くし、映画観たり本を読んだりで、暇なリタイア年金生活者でも、それなりにすることがあるのです。
まあ、そいつは言い訳です。
長編小説を書くって、ぼくにとってはかなり苦しい作業なのです。
だって、文章書くって、とても難しいんですもん。
できるだけ説明になる部分を少なくしようとか思っても、そんなことしたらただのあらすじになってしまったりします。
それに、会話文の難しいこと。
だいたい、基本的に体力の問題もあるかも。
まあ、言い訳はやめましょう。
とにかく、ぼくが脳梗塞になったり、ボケたりする前に、そしてあの世に行く前に、この長編小説を書き上げたいのです。
そう思って、ここで告白することにしました。
他人に言ってしまえば、書くしかなくなりますから。
それに、新年にあたっての目標て感じで、良いじゃないですか。
長編小説って
長編小説を書くのは、全く初めてです。
まあ、文章なんて必要な情報を読者に理解させれれば良いのですから、基本、特別な文章能力なんて必要無いのです。分かりやすければ良い。
長編小説って、文章以外に、ストーリー作ったり、人物作ったり、時系列の整理をしたり、そういう作業が必要です。
大変なので、登場人物ごとに、行動を曜日付きの日時で整理した、表を表計算で作っています。
今書いているのは、変な探偵小説です。
主人公たちは3人。探偵チームです。
実は、この3人のキャラクターが作りきれないまま時間が過ぎていき、書くのが苦しいのは、そのせいです。
1人、女性探偵だけは、イメージができていて、彼女の視点で書く部分だけは、スラスラいけます。
残りの2人の男性について、迷いがあり、先月くらいにようやくイメージが固まりました。
それまでは、主人公たちのイメージが決まらないまま、ストーリーをはっきりさせるために、とりあえず去年始めあたりから書いていました。
ようやく主人公たちのキャラが決まってきた(当初とは変わってきた)ので、最初から全部書き直そう、だって書き出し部分のアイデアも全く違うものを思いついてますし。
それから、小説本文とは別に、主人公以外の登場人物、犯人、被害者、主要関係者の、それぞれのイベント行動、特に犯行時と動機発生時の行動を一人称で書いてあります。これも修正します。変な話ですが、犯行時の犯人を一人称で書いていくと、ちょっと気持ちが良いです。
ということで、素人長編小説は自己満足の中で、明確な物語になってきました。
後で書き直すにしろ、言葉に定着させたストーリーは、まだクライマックスの前段階までなのです。
このまま最後まで書き続けて、その上で、頭から書き直すことにしようと思っています。
とにかく、これを今年中に完成させることが今年の目標です。
ああ、宣言しちゃった。