悲しい気付き
仕事してない年寄りって、時には日付を間違って認識していることがあります。
「あ、今日は11日だから図書館の本を延長しておかなくっちゃ」
と昼ごはんの後、ぼくが言うと
「今日は12日やよ」
と家内。
慌てて、新聞見たら、ああ12日。
返却期日過ぎると、ネットで期日延長できなくなるんです。
はい、室町時代の終わり頃の信長と義昭に関する3冊、すぐに返さねばの状態です。
まだ、「織田信長合戦全録」を途中までしか読んでない。
今日は、昼にビール飲んでますから、もう車の運転はできないので、返却は明日。
未読のものを今日中に読むことは可能だけど、そこまでの気力はありません。ちょっと酔ってますし。
明日、返却に行くしかないなあ。
みかんの仕入れ
朝イチでスーパーに行く、と家内の宣言。
箱入りみかん5キロが千円。数に制限あり。
この前、その量で1900円ほどで仕入れたみかんは、昨晩食べ切りました。
千円は安いです。味が心配だなどと言う考えを吹っ飛ばすインパクト。
今年は、大根や白菜などが安くて農家が困っているそうです。
米まであまり気味で安い。
みかんもかな?
まあ、そう言うことで、朝から夫婦でみかんを買いに行きました。
車の中で待っていたら、家内が2箱持ってきました。
お一人様2箱まで、ということらしい。
暇な年寄り夫婦が、せっせとみかんを2箱も仕入れてくるって、見てると変でしょうね。
まあ、ぼくはみかんを食べだすと何個もどんどん食べちゃうので、腐らないとは思います。
早速試したら、ちょっと甘みが薄いかな。
まあ、ビタミンCだからね。
睡眠剤の混入した水虫の薬
県内の医療品メーカーで、爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤の成分が混入したらしいです。
水虫の薬って、飲み薬なんだと初めて知りました。
健康被害も128件も出ているらしく、えらいことです。
薬など化学品の製造は、基本的には材料を定められた比率通りに混ぜるという、はっきり言って組み立てのあるような製造工程と比べると、単純です。
混ぜる際に、圧力をかけたり、熱を与えたりのその他の要素が加わることもありますけども。
出来てしまえば、後は、丸く固めたり、砂糖でくるんだり、小袋に入れたりのパッケージングの工程だけです。
だから配合通りに材料を用意して投入する工程が大事なんですけども、これ例えばコンピュータ制御の完全機械化したとしても、材料別の貯蔵タンクに仕入れた材料を投入する際には人手での管理、作業は無くならないでしょ。
トラックで大きな袋に入った材料が搬入されて、それの口を開けて、タンクの上から流し込むのか、あるいはパイプで吸い上げるのか、Aという材料をAを入れておくタンクに投入するには、それがAであるという識別と、Aのタンクに入れるようにセットする工程は人によるでしょうから、こういう間違いは可能性として残るのでしょうか。
原料の製造会社が、その原料を入れるバケットの口のところに、材料の種類を認識できるような特写なタグ等を取り付けて、これを科学会社の搬入場所にある機会が読み取って、なんの材料かを判断して、それを投入口に持っていってくれるみたいなオートメーションがあれば良いのでしょうけれど。
でも、それには材料の種類の表現を国際的に統一しておく必要がありますよね。
まあ、素人の想像ですけども。
あの会社、全ての商品の回収もしなくちゃいけないし、当分売上は立たないでしょう。
大丈夫なんでしょか。貸し付けている銀行はどこなのか、いらんことが気になるのが暇な年寄りです。
ああ、それと、間違いがあった工程は、途中の乾燥工程で目減りした分量を補うための継ぎ足し作業工程だったそうです。
この継ぎ足し作業は、国の承認を受けた本来の工程では無いと新聞に書いてあります。
それって、この会社いい加減だというよりも、厚生省に落ち度はないというためのものなんでしょうね。
暇な年寄りは、いろんなことが気になるんです。