テレビの予告編みたいなのに、チラリと富士真奈美が映りました。
「加代、おみゃあの好きなようにはさせねえずら」というセリフが、その時頭に浮かびました。
家内も憶えていました「細腕繁盛記」。ああいう憎まれ役をやるのって俳優さんとしては楽しいんだろうななんて想像しちゃいます。
「あれ書いたの誰だっけ」
と聞かれて、ぼくは「花登筺」とすぐに答えられました。
「花登筺って誰と結婚したっけ?」
「星由里子」
こういう古い話は覚えているんです。
さっき半沢直樹てのを思い出すのに手間取ったくせに。
あ、この人「番頭さんと丁稚どん」も書いてる。「頓馬天狗」もだ。
流石に、この辺りは家内もよくわかりません。
両方とも大村崑です。
ぼくが小さな頃、大スターでした。
あのメガネがずり落ちているの。
ああ懐かしいというか、あの頃のはネットのどこかに無いかな。