子供の頃のように

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「MOZUシーズン1百舌の叫ぶ夜」観終わりました

PrimeVideoで見つけた「MOZU」のシーズン1全10話、三日かけて観ました。

無茶苦茶だけど、面白かったのです。

 

ぼくは逢坂剛にハマったことがあり、モズも読んだ覚えがあります。およそ30年ほど前のことで、面白かったのは覚えているのですが、さて、果たしてこのドラマのようなストーリーがあったのかどうかは定かではありません。

 

このドラマ、6年くらい経過しているので、今更ネタバレに気を使う必要はないだろうと勝手に決め込んでいますので、悪しからず。

 

なぜ面白いのか キャストだね

やはりキャストがいいですよね。

 

西島秀俊香川照之真木よう子の三人が謎と陰謀に立ち向かう警察官(西島と真木は公安)三人組。主役グループ。あ、香川照之の協力者の巡査に 伊藤淳史

で、敵役が、長谷川博巳、吉田鋼太郎。この二人がすごくいいです、エキセントリックコンビ。

何癖もある公安の警視たち、小日向文世生瀬勝久

その他、有村架純杉咲花(香川の娘役)

そして、MOZUに池松壮亮(これ、そうすけって読むのですね)。これがすごく良いの。

 

もちろん他にも素晴らしい俳優たちが出演しています。

 

 

なぜ面白いのか パロシーンですよ

パロディと言うか、オマージュというか、パクっているというか、とにかく無茶苦茶な作り方です。

 

スーパーナチュラ

始めの方で池松壮亮が、崖から突き落とされますが、その直前、彼の目が真っ黒になります。はい、スーパーナチュラルの悪魔の眼です。

ほとんど意味無くそうなるのです。

 

ボーン・アイデンティティ

モズ(池松壮亮)は、崖から日本海に落ちて記憶を失います。モズとは危険な殺し屋なんですが、自分が誰かわかりません。でも、分からないけど体が動いて人を殺してしまいます。

このアクションもかなり特殊ですが、この辺は、ぼくが愛してやまない名作「ボーンアイデンティティ」を思わせるのです。

 

9.11

冒頭、大きな爆破事件が起こり、街が破壊されます。

主人公の倉木警部(西島秀俊)の奥さん、石田ゆり子もこの爆発事件で命を落とします。

倉木は、何度も現場に行きます。そこにはケージが置かれて、いろんなメッセージカード、写真などが留められています。そしてケージの足元には花束やお菓子、ぬいぐるみなどが置かれています。この有り様はマンハッタンの9.11の現場をイメージしています。

 

ダークナイトのジョーカー、ヒース・レジャー

実は、モズは人を殺すときに女装しています。

池松壮亮の女装は、かなり似合っています。

 

で、記憶を失っていたときに吉田鋼太郎の一味に捕まって、モズは拷問を受けます。石川県で海から上がった記憶を失った池松壮亮に優しく協力してくれた雑誌記者の有村佳純も吉田たちに捕まって、結局命を無くします。

ここで、ようやくモズは覚醒します。

 

捕まっていた場所は、廃業した病院です。どういうわけか体を拘束していた鎖を外したモズは、一味を皆殺しにします。もちろん吉田鋼太郎も串に刺されて百舌のハヤニエ状態で殺されるのです。

で、廃病院なので、看護婦の制服があるのです。殺して回るときにはモズはこれを着ています。

 

さらに警察の捜査本部長が、悪者と繋がっていることを突き止めて、モズは婦人警官の制服の上に大きな白いウィンドブレーカー、あるいはレンコートのようなものを着て、警察に向かいます。

雨が降っている夜です。そこをハイヒールで歩きます。

で、捜査本部の会議の最中に、婦人警官姿のモズが、そっと部長の後ろに回り首にアイスピックを刺して殺すのです。

この時の化粧は、分厚い白塗りに黒い目の化粧、そして真っ赤な口紅、そうあのジョーカーです。

 

羊たちの沈黙 ハンニバル・レクター

警察に乗り込んで、刑事たちの目の前で殺人を実行したモズは、当然捕まります。

彼を閉じ込めておく牢屋は、はい、あのハンニバル・レクターが入っていた檻です。

 

なんかのアメリカアクション映画

外国の大統領を襲うために空港に爆弾が仕掛けられます。

爆弾の行方を探す香川照之

なんと大統領の小さな娘に渡された人形の腹に、爆弾は仕込んであったのです。

みんなを避難させて、部屋に一人になった香川照之

爆弾をなんとかすれば・・・

気がついてしまいました。テーブルの下に大統領の小さな娘が。

 

爆弾のリモートの起爆ボタンが押されます。

ああ、もうダメ。

香川照之は、女の子を抱えて、椅子でガラスの壁にヒビを入れて体当たりします。

間一髪。爆発と香川照之が部屋のガラスを割って下の通路に落ちるのが同時。女の子は彼の体の上になり助かりました。もちろん香川照之も。

このシーン、ダイハードとかあの類のアクション映画で見た感じ。

 

 

モズが良いの

もうね、モズは人間じゃない。なんかの妖怪。ものすごいの。

普通死ぬはずだけど、なかなか死にません。

アクションもリアリティなんかクソくらえという感じ。

これが良いのです。

ケレン味たっぷり。

 

 

本当の真実が知りたいんだ

作られた真実では無く、断片の真実でも無く、本当の真実を知りたいんだ。

主人公の倉木のセリフです。毎回言います。

 

なぜ妻が死ななければならなかったのか?

亡くなった一人娘の血液型は、彼女が倉木の子供では無いことを告げています。誰の子なんだ?

生前の妻の夢に出てきて、彼女がうなされた「だるま」とは何なのだ?

 

怨念を込めてタバコを吸って吸って吸いまくる倉木警部は、自分のルールの中で一直線に謎に向かって進もうとします。

 

 

ぼくは西島秀俊という俳優の顔が、何となく彼の俳優としてのキャリアの中で、変わってきたような気がするのです。ソフトになってきました。

このドラマの時の顔は、もっと昔の顔に近いですが、ちょっと違っています。それでもものすごく体を絞ってますので厳しい男っぽい雰囲気はあります。

変化の途中過程。この後も何かが少し変わってますね。鼻とか目とか。

 

 

デタラメでも面白ければ良いでしょうと

そういう主張。それは正しいです。

 

グラークα作戦、何だそれ?

だるま?

 

積み残しがあっても良いの、面白ければ。そういう態度です。

シーズン2も見ちゃいますよ。