ここ4日ほど腰が痛かったのと、天気も悪い日がありましたから、散歩に出ませんでした。
今日は、ちょっと腰の具合が良さそうだし、天気は良いし、無茶苦茶暑いというわけでも無いので、短い散歩に行ってみようかなと思いました。
ちょうど家内が30分ほど墓の掃除に行きたいと言うので、足羽山西墓地へ車で行ったのです。
道具をうちの墓に運び、ぼくは墓掃除はまだキツイので、後は家内にお願いして、30分の間そこらを歩いてくるという寸法です。
西墓地の外れというか足羽山公園との境目には、いつものお大師さんがいます。
30分というと、片道15分。
子供動物園まで行って帰ってきましょうか。
この写真、勾配が分からないなあ。
結構きつい坂です。中学か高校の時に、足羽山でマラソン大会をやりましたが、この坂は、心臓破りの坂と呼んでいたのです。
ぼくの子供の頃は、ここは子供動物園と呼んでたのですが、正式には足羽山公園遊園地という名称でした。
月曜日の朝は、足羽山は年寄りたちの運動場です。
木の枝を杖のように持って歩いているおじいさんが、時々道の端の草むらを木の枝で突いて様子を見るのです。
何をしているのかと思っていたら、後ろから来た別のおじいさんが「キノコの季節ですか?」と呼びかけます。
「そうなんですって」
語尾の「って」というのは福井弁で、なんとなく語尾につける音です。まあちょっとカジュアルな感じ。
多分、見ず知らずの老人二人は、嬉しそうに話を始めました。