70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

足羽山は老人たちのアスレチック場

ここ4日ほど腰が痛かったのと、天気も悪い日がありましたから、散歩に出ませんでした。

今日は、ちょっと腰の具合が良さそうだし、天気は良いし、無茶苦茶暑いというわけでも無いので、短い散歩に行ってみようかなと思いました。

ちょうど家内が30分ほど墓の掃除に行きたいと言うので、足羽山西墓地へ車で行ったのです。

道具をうちの墓に運び、ぼくは墓掃除はまだキツイので、後は家内にお願いして、30分の間そこらを歩いてくるという寸法です。

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西墓地の外れというか足羽山公園との境目には、いつものお大師さんがいます。

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30分というと、片道15分。

子供動物園まで行って帰ってきましょうか。

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この写真、勾配が分からないなあ。

結構きつい坂です。中学か高校の時に、足羽山でマラソン大会をやりましたが、この坂は、心臓破りの坂と呼んでいたのです。

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ぼくの子供の頃は、ここは子供動物園と呼んでたのですが、正式には足羽山公園遊園地という名称でした。

 

月曜日の朝は、足羽山は年寄りたちの運動場です。

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木の枝を杖のように持って歩いているおじいさんが、時々道の端の草むらを木の枝で突いて様子を見るのです。

何をしているのかと思っていたら、後ろから来た別のおじいさんが「キノコの季節ですか?」と呼びかけます。

「そうなんですって」

語尾の「って」というのは福井弁で、なんとなく語尾につける音です。まあちょっとカジュアルな感じ。

多分、見ず知らずの老人二人は、嬉しそうに話を始めました。


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