70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

「ウッドジョブ 神去なあなあ物語」

人は、それまでの環境や経験等からどんなに関係ないところにでも、馴染んでしまえば、適応することができるというお話です。

 

主人公 平野勇気は、高校卒業してもその先の進路未定のいい加減な若者。

なんかしなくちゃと思っているところに、林業の研修のパンフレットが目に入ります。

1年間の研修を通じて、若者を林業に誘おうという研修企画です。

主人公は、これに応募します。

だってパンフレットの表紙は、長澤まさみなんですもん。

行き先は三重県の山奥。

電車が1日に数本しか来ないような無人駅から、さらに車で奥地に進みます。

 

合宿のようにして1ヶ月の授業を受けた後、実際の林業会社で見習をします。要するに木こりの学校。

すごく乱暴な実地研修の教官がいたりします。これ伊藤英明

はい、当然、すぐに逃げようとしました。

 

でもね、夜中合宿所を出ても、駅まで歩くのは大変です。

研修所から出てきたバイクに乗せてもらいます。

駅で下ろしてもらい、バイカーから「逃げるなら、さっさと逃げな」とヘルメットとって言われますが、これが長澤まさみです。

結局、主人公は電車に乗らずに歩いて研修所に帰ります。

 

この主人公、平野勇気を、染谷将太が演じます。

1ヶ月の研修を終えて、ようやく1年ほどの実地研修になります。

それぞれの生徒はお世話になる林業会社に入るのです。

主人公は中村林業に入ります。

そこには、野生児で乱暴な伊藤英明がいました。

 

染谷将太伊藤英明、「麒麟がくる」コンビですね。

 

中村林業のある村は、とりわけ山奥です。

しかし、その村には長澤まさみがいたのです。

きゃっ!

 

 

とても面白い映画です。都会の若者が山の中の林業に馴染んでいきます。仕事が面白くなってくるのです。

野生児の伊藤英明との距離感も少しずつ縮まっていきます。

そして、長澤まさみとの距離も。

 

山の景色がとてもきれいです。

素晴らしい自然の中で青春が描かれます。

 

 

ぼくは、この前から長澤まさみのファンになったのでしょうか。

でも、長澤まさみ目当てで無くても、この映画はほのぼのと良いですよ。