さっきぼくの頭をかすめて飛んでいくのがいました。
なんだろう、ちょっと弾みたいな感じなので、小さな甲虫かな。
上の蛍光灯のカバーに下から着地?
やはり小さな甲虫。
こいつ知っている。しばらく虫に馴染んでなかったから名前が浮かばないけど。
そのうち、なんというか、青臭い臭いがするようになりました。
ああ、あれだ。
なんてったっけ?ヘキサンボウ?
そのうち、近くに着陸。
ちょうどメガネを拭いたレンズペーパーが一枚ありました。
これで掴めるか。案外簡単。
あ、ヘクサンボウだ、こいつの名前。潰すと臭い。
そっとつまんで、掃き出し窓を開けて、庭に放そう。って、こいつ紙から離れない。
仕方ないので、庭の裏返しに積んである植木鉢の上に紙ごと置きました。
ガラス戸閉めて、一件落着だけど、臭い。
部屋の中が臭いです。
ああ、ヘクサンボウ。
標準語ではカメムシですか。