「ハンガーゲーム」シリーズ。実は、これの1、2、ファイナルの上まで見ているのです、ぼくは。
これね、近未来の閉鎖的世界におけるアクション。アクションと言っても、スカッとしたもので無く、上から蓋をされて息が詰まる感じ。
主演が、今人気のジェニファー・ローレンス。
若い子だけど綺麗だと思います。
ちょっとクセのある、系統としてはヘイリー・ベネットの仲間かな、ルックス。目の辺りにクセがあるんです。大きすぎない目。目蓋がちょっと重そうで。
この映画の中でも、何回か、すごく濃い化粧をバチんと決めて出てくるシーンがありますが、そういうの似合います。
アメリカって、こういう閉鎖的な未来社会って設定好きなのか、よくありますよね。
「メイズランナー」のシリーズなんかもそうです。
そういう閉鎖的な未来社会で行われるバトルロワイヤル。
これ観ると、深作欣二監督は偉い人なんだとしみじみ思い知ります。
で、このシリーズ、最終目的は、その閉鎖的な世界を支配している大統領に対して反乱を起こし、革命を成就するというものになっていきます。
ジェニファー・ローレンスは、ハンガーゲームの1で、バトルロワイヤルの勝利者となります。
国民の英雄。
で、2以降で、再びゲームに参加させられて、体制側に憎しみを抱き、最後は反乱軍に参加して、そして体制を破壊します。
これ、1、2、ファイナルという流れなのですが、ファイナルは上と下に分かれてます。タイトルには上下じゃなくて、レジスタンスとレボリューションという名前が付いています。
で、正直ぶっちゃけると、2で止めておけば良かった。本当は1で、もう十分だったのです。
それでも、せっかく全部プライムで観れるので、FINAL・レジスタンスを頑張って観ました。それでも、どうしても最後の最後のレボリューションに手が出ませんでした。だって、レジスタンスの最後で「続く」って感じ出していて、何となくその後の内容も予想できるし。
それでも乗りかかった船、最後のやつは観終えないと。
そうやって、頑張って観ました。
憎たらしい大統領は、ドナルド・サザーランド。「鷲は舞い降りたか」とか「針の目」とか、随分昔からの怪しい人です。「24」のキーファー・サザーランドの父親ですね。爺いだけど、息子の倍くらいカッコいいです。
「アニマルハウス」で、カレン・アレンが一緒に夜を過ごしてしまう怪しい教授の役も良かったですね。カレン・アレンのボーイフレンドが、好きな先生のサザーランドの家に行くと、奥にカレン・アレンがいて、何でいるのかすぐにわかっちゃうってシーン、ぼくは今でも憶えています。
まあ、そんなことはいいのですが、最終的にはこの大統領もやっつけてしまわなきゃね。
このシリーズ、単純にジェニファー・ローレンスを見るのだと心に決めれば良いのです。
映画の観方なんて、いろいろあるんです。
面白く無いなんて、ぼくは言いません。
これヒットした映画なのですもん。