子供の頃のように

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「日日是好日」 緊急事態宣言下でのPrime Video観まくりシリーズ

はい、Prime Videoで、追加払い無しで観ました、今日も。樹木希林の遺作ですね。

日日是好日

日日是好日

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Prime Video
 

ぼく、「日日是好日」って、「ひびこれこうじつ」と思ってましたけど、「にちにちこれこうじつ」と読むのが正解でした。

 

なんとなく知ってはいたのですが、実際観ると、こう言う感じの映画だと思ってませんでした。

いや、この感じと思ってたのですが、これほど面白く観れるとは思ってなかったのです。

 

変だって思うかもしれないけど、お茶ってそういうものなのよ

樹木希林、登場して最初にふくさの使い方を黒木華多部未華子に説明します。

この時点で、ぼくらは映画の中にさらわれます。

 

樹木希林は、お茶の先生。そこに黒木華が、いとこの多部未華子と一緒に入門するのです。

で、お茶を習っていくのです。

ただそれだけの映画です。

 

薄暗い和室で、お弟子さんたちに教えるためにポトンと座っている樹木希林

役としてか、健康上の理由なのか、樹木希林の顔や声からは力が抜けています。

お茶を教える説明というか教えが、当初淡々と続きます。

ぼくはそのシーンが好きです。

 

なんかしみじみした映画です。

 

 

こうして同じことが出来るってことが幸せなんですねえ

終わりに近く、初釜の席で樹木希林がポソポソと挨拶の後で、そう言うのです。

毎年同じことをする、その同じことをすると言うのが幸せなんですねえと言います。

 

「これからが始まりなんだわ」と主人公のモノローグで映画は終わります。

 

ずいぶん長い年月、黒木華樹木希林にお茶を習います。

こういう教室って、実際、そう言うふうに決まりきったことを続けながら、生徒も先生も成長していくのでしょうね。

「人に教えると言うことは、自分にも本当に勉強になるのですよ」

 

この映画、なんでこんなに面白く観れたんでしょう。

亡くなったお父さんが、砂浜の波打ち際に立っているシーンだけが、無いと良いのにと残念に思いましたが、シーンシーンの画像がなんとも良いのです。

 

 

こう言う映画をなぜ作るのだろうと考えました。

際立ったストーリーなんか無いのです。

淡々と主人公の女性の女子大生時代から40過ぎの時代が綴られます。季節季節のお茶の教室での時間が中心です。

こう言う話を作りたかったんだろうなあとしか、ぼくには分からないのだけど、面白いと感じるのです。

茶道というものを、習う生徒のサイドから描きたかったのかな。

あるいは、師匠と弟子の関係を。

 

こういう話の見せ方というのがアリだということなんですね。すごいなあ、その話の作り方というか我慢の仕方が。

 

樹木希林がじきに死にそうな(実際亡くなりましたが)感じで、次で先生が亡くなったシーンが映るんじゃ無いかと、ずっと心配してました。

この生徒、黒木華でないと難しかったかな。ハマりすぎだけど。

 

もし、面白いと感じる理由がお分かりの方は、教えてください。

観てない方は、ご覧になると良いですよ。で、ぼくに教えてください。