ホステスのいる飲み屋がヤバいことくらい皆さん分っているくせに
新型コロナウイルスが話題になった始めの頃、ぼくが最初に思ったのは、水商売ヤバい、ホステスが一番危険な仕事だ、という事でした。
まあ、濃厚接触という事で、すぐにそっち方面に発想がいくというのは人によって違うでしょうけども。
それにもう、何処かへ飲みに行くような生活ではなくなっているので、心配すべきところには行かないのですが。
当然、客の方もそういう店には行かなくなるだろうと思ってました。
しかしながら、福井の新型コロナウイルス感染の1番のクラスターは、ラウンジ、ホステスが二人も感染してしまっている店関連でした。
やっぱそういう状況でも行くんだ。
そんな事思っていたら、よその県でもナイトクラブやらなんやら、女の子のいる店がクラスターの中心になっているようです。
最近、店の名前が公表されるのは、緊急事態宣言のせいなのでしょうか。
ぼくでも一番最初にその手の店が思い浮かんだのですから、対策を立てている方達も同じように思い浮かんでいるのでしょう。
それなのに、早い段階からそういう店には行かないよう自粛してねと言わなかったのは、言ったらやはり営業的に苦しくなることを慮って(おもんばかって)いたのでしょうね。
補償ったって難しいでしょ
皆さん、出したら非難するに決まってる
そういう要請には、店に対する補償というのを考慮しなくちゃという方向に行きがちですから。
考慮すればいいのですが、例えばクラブやホステスに対して税金から補償すると言った場合、納税者からの反発って当然予想されます。
それに、補償ったって金額が難しいでしょ。
金額どうするの
「私、そんな金額では生活できません」なんて高級マンションに入っているホステスさんに言われたらどうします?
ホステスったってピンキリですから、格に応じて補償額を変えますか?
お店だって、わずかの売り上げで細々やっているところから銀座で派手にやっているところまで様々。去年の申告に合わせて払いますか?
それに営業をやめて欲しい期間って長くなるかもしれないし、長くなれば毎月くれって言われますよ。
繰り返しますが、「営業自粛してくれって言うなら払ってやらねばダメでしょ」と高らかに言い放つタレントやジャーナリストぽい連中も、実際まともに払い出すと、そういう補償の仕方に対して批判すると思います。
原資は?
みんなから徴収した税金だけで、こんな補償できません。
当然、赤字国債。
いいの?
メイドカフェみたいなのにも、国債発行して補償しても許せますか?
今、水商売関係への補償のために発行した国債は、返していかなければならないし、利息も払います。
それ、将来にわたって、皆さん払っていくと言う事で納得されますか。
一店舗50万ずつ
東京都は、50万ずつくれてやると言いますが、そんなのとても足りないって。
もっとくれなきゃ店を閉められないって。
関係ない話を唐突にですが、そう言えば都知事選って今年の夏でしたっけ。
命令できないと無理なんだけどね
お願いねとしか言えないから結局無理なので、こう言う感じでじわじわ、なんとなく終結に向かっていくしかやりようない。
結局、自分は自分で守るしかないので、夜のお出かけ、昼間でも昼サロあるいはメイドカフェに行くのはやめましょう。
ところで、アベノマスクっていつくれるの?