ずっと前から知ってましたけど、なぜか観ようと思っていませんでした。
そして、こりゃまた、なぜか観ようと思ったのです。
悪い老中の企みのために、江戸詰が終了して国元に帰ったばかりの貧乏藩に、5日以内に参勤交代して江戸に来いと上意が下ります。
東北の貧乏藩、藩主の殿様は佐々木蔵之介。
田舎者ですが、殿様をはじめとして藩の侍は武道の達人揃いです。
普通に大名行列をしたら、とても5日で江戸には着きません。
しかも、金が無いので、まともな大名行列をすぐにするのは不可能。
ということで、エコでスピーディーな参勤交代をしなければなりません。
しかも、悪い老中が忍者を雇って妨害するのです。
というお話。
でね、殿様が家来とはぐれて、殿様だけ馬に乗って先に牛久の旅籠「鶴屋」で皆を待つのです。
当然、殿様であることは隠しています。
ここの飯盛女、要するに女郎みたいに旅人相手の売春婦が、いろいろやらかして庭の木に縛られているのを見て、殿様はかわいそうに思い、部屋に呼んでやるのです。主人公の殿様ですから飯盛女に手は出しません。怪我をしているのを見て薬塗ってやったり、優しい良い殿様。
そんで、この飯盛女、なんか可愛いなと思って見てたんですが、あれ?深キョン?
そう深キョン。
値打ちありますね、深キョン。
昔、吉田拓郎とKinKi Kidsの番組がありました。
どういう役回りなのか、深キョンもレギュラー。
吉田拓郎やら高見沢(アルフィー)、キンキキッズなどが喋っている後ろの方で、深キョンがただ座っているの。真っ赤な口紅なんかさして。
メインは喋っている人たちなんですが、後ろにぼけっと座っていて時々隣の女性となんか話してたりする深キョンが画面を全部持っていってしまうんです。
そういうのが仕事なんですね。
ただいるだけなんだけど、画面の絵のメイン。
まあ、そんなことはどうでも良いですが、この映画、面白かったです。佐々木蔵之介が良いの。
それと家老の西村雅彦。
で、やっぱり深キョンね。賞味期限切れそうだけど、この映画の時は、まだOK。
明日は、リターンズを観るのです。
この映画観て、何がそんなに面白かったのか、リターンズ観てから書きましょう。