70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

確定申告と電子申告のパスワード保護意識、および新型コロナウイルス

ぼくも家内も確定申告をします。いつも、それぞれの用紙が送られて来るのですが、まだ家内の用紙が来ていません。

 

で、役所からの書類を置いておく所を調べてみると、家内宛に税務署から葉書が来てました、

今年は用紙を送りませんと書いてある。

電子申告してよねってことです。

昨日も書きましたが、電子申告のために必要なマイナンバーカードも、登録者識別番号もありません。

 

仕方ないので、昨日14日に税務署に家内用の用紙を取りに行ったのです。

まだ確定申告は始まっていませんから、人でごった返してません。

マスクをはめて合同庁舎に入りました。

福井は合同庁舎の2階で用紙がもらえるので、階段で上がり、窓口前に立っているアルバイトの子に言って余分な用紙ももらいました。

 

で、ふと気が向いて、電子申告のためのIDとパスワードを作ってよと頼みました。

本人が来なければならないので家内のは無理ですが、ぼくのだけでも作ろかなと。

 

待ってたら、担当の女性が現われました。

結婚しているのか未婚なのか判断が微妙な年齢の彼女は、ぼくをパソコンのあるところに連れて行き、登録を始めました。

自分で入力するらしいのですが、彼女が「やりましょうか」と言ってくれたので入力を頼みました。

あまりいろんなところに触れたくなかったのです。

もちろんウイルス対策です。

 

 

しかし、パスワードを入力する段になって、これは自分でするしかありません。

あまり清潔に見えないマウスにも手を置きます。

ところが、なんと、画面のパスワード入力の枠の中には打ち込んだ文字がそのまま表示されるではありませんか。

自分のデバイス使ってネット上で何かのパスワード入力する時でも、打ち込んだ文字は●で表示されるというのに。

後ろで担当者が画面見てるし。

 

しかも、驚いたことに、担当の彼女は、その入力結果をプリントしてぼくにくれました。

IDもパスワードもそのまま印字されている。

画面も、全開きのままパスワードさらされているし。

 

パスワードの保護とかいう概念が無いのですね。

とにかく、あの担当者はぼくのパスワードをしっかり見ています。

 

やっぱ電子申告はせずに、ずっと紙で申告していこう。

絶対電子申告しないでいたら、誰かがパスワード盗んでインチキの申告出しても「それは違う」と言えますもん。

 

 

ということで、家に帰って、さっさと申告書作りにかかりました。

国民健康保険の去年の支払額が、ちょっと自信無かったので、市役所に電話して金額を聞きました。

やっぱり、電話では教えられないという返事。

免許書かなにか持って役所に来て欲しいらしい。

ダメ。

そんなことしたら新型コロナウイルスに感染するじゃないの、とゴネたら、郵便で送ってくれるって。

お願いねと頼んで電話切りました。

 

いつ届くんだろうと思ってたら、今日郵便届きました。

早い。

ありがとうございます。

みなさん、一所懸命働いて下さっています。