「シャークネード エクストリーム・ミッション」てのは、シャークネード3ってことらしいです。
シャークネードってのは、どうしようもないアホ映画です。
海の上で発生した竜巻が、サメを巻き上げて、サメの嵐になって陸地を襲うから、サメ+竜巻、シャーク+トルネードてことで、シャークネードということになります。
また観てしまいました・・・
ここまでのシリーズを振り返ってみると
シャークネード
一番最初はロサンゼルスが襲われます。これが、最初のシャークネード。
この危機に立ち向かうのは、海辺でバーを営む、気楽なサーファー、フィン・シェパード。
物凄い身体能力ととんでもない戦闘能力と様々な武器を操る、気楽なくせに油断できない男です。
このおっさんには、別れた妻と娘と息子なんかがいまして、この壊れた家族とともにサメ嵐に立ち向かい、街を救うのです。
荒唐無稽という言葉がありますが、この映画は軽々とその言葉を超えていきます。
空から襲ってくるサメをあらゆる方法で殺しまくり、嵐をおさめる無茶苦茶な方法を実行します。
正真正銘のアホ映画。
シャークネード カテゴリー2
2番目はニューヨークが襲われます。
今度も、なんか都合よくフィン・シェパードが巻き込まれます。
で、壊れた家族たちも登場し、物凄い活躍が提示されます。
一応、1も2も、シリーズ全体に、フィンが家族を救うという要素があり、これがいろいろな家族がらみのアクション映画のたちの悪いオマージュ、あるいはからかいとなっております。たちが悪いというのは、ちょっとした褒め言葉のつもりで使っています。
完全無欠のアホ映画。
1、2を観ると、もうこれ以上アホ映画を観てはいけないという決心ができます。
しかし、なんかこれ麻薬的な魅力があるのです。
シャークネード エクストリーム・ミッション これが3です
冒頭のシーンはワシントンDC。ロス、NYを救った英雄フィン・シェパードに大統領が勲章を与えます。
しかし、フィン行くところにシャークネードあり。
首都がサメに襲われます。
フィンは大統領と共に、さっさとサメをやっつけます。
で、家族がフロリダのオーランドのユニバーサルスタジオで集っているので、そっちに向かいます。奥さんが妊娠しているのです。
シャークネードでDCは壊滅的なダメージを負い、飛行機も飛ばせません。
フィンは車でオーランドを目指します。
しかし、DCを襲った嵐は、消滅しておらず、いくつものシャークネードが発生しており、東海岸は全滅する可能性があるということが次第に分かってきます。
いくつもの、ありえないことが都合よく起こり、フィンは軍の戦闘機でオーランドのユニバーサルスタジオに到着します。
しかし、その時には、シャークネードがユニバーサルスタジオを襲い始めていたのです。
ま、いつものアホ活劇、フィンの大活躍で、一家は危機を脱します。
しかし、これではおさまりません。
放っておくと、たくさんのシャークネードが東海岸を一斉に襲うはずです。
とれる対策は一つ。
嵐が全部合体するのを待ち、高熱の大変な高さを持つ火柱を上げて嵐を消し去るのです。
さて、ここでフィンの父親の力を借りなければならなくなり・・・・・
と、果てしないアホ活劇が展開されます。
さすがに、ちょっと付いていけなくなりますが、大丈夫です。あまりのアホさ加減が、ぼくらの常識、良識、科学知識を吹っ飛ばしてくれます。
この映画シリーズの凄いところは、それなんです。
アホが極限まで行くと、観客の理性が吹っ飛びます。
たぶん、マイケル・ベイとか、あの系統の監督の映画を崇拝しているか、からかっているのか、それとも単にアホなのか、まあそういうシリーズです。
なんか、このシリーズは、もっとあるような感じなのですが、「シャークネード」という言葉がついたタイトルの映画は、絶対に観てはいけません。
ぼくは3本とも観てしまいました。
これ以上は観ないと神様に誓ったところです。