今年一番のと言うには、まだ10日も残っていますが、たぶん今年の残りで読む小説は、ケイト・アトキンソンの作品だけかなと思うし、言いたくてしょうがない作品なので、こういうことを書いてしまうのです。
でね、そんなこと言いながら、この作品、まだ完結していないからブログでちゃんと書けないのです。
そんで、何だよ?ということなのですが、今年読んで一番面白かったのは、
第5巻は来春らしいです。なんかずっと完結せずに続きそうな感じ。
申し訳ないですが、これももう一度見ていただければと願っております。
で、これね、ハンターという男が登場します。
この男、相手に小さな針を刺します。そうすると、その相手はハンターと共感するのです。
マルドゥック市に巣食う危険な能力を持つ化け物みたいなのを次々と仲間にして行き、既存のギャング社会を破壊し、力を手に入れて行きます。
そういう過程が1巻から3巻まで語られます。
これが面白いの。
以前、アメリカのギャングのことを調べて書こうと思ったことがあります。
マルドゥック・アノニマスを読んでいて、ハンターがのし上がって行く過程が面白いと思ったのです。
それで、現実のギャングスターのことを調べてみました。現実もかなり面白いです。
で、ハンターたちの行動をウフコックという変幻するネズミが、姿を変えて連中のすぐそばにいて逐一見て行くのです。
なんだそれ?
ということで、上にリンクした過去記事を見てください。
そして、4巻でパロットという少女?が、ウフコックを救うために動き出すのです。
過去記事読んでね。
過去記事に頼って、ちゃんと紹介してないし、作品自体まだ完結してないので、うまくお勧めになってないのですが、読んでハマって下さい。