子供の頃のように

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昼の家、夜の家

はい、この前紹介した2018年のノーベル文学賞受賞作家の作品です。

昼の家、夜の家 (エクス・リブリス)

昼の家、夜の家 (エクス・リブリス)

 

すごく短いのや、長さはいろいろなのですが、短編(と言ってもストーリーの起伏の乏しいエピソード)が100ほど集まってと言うか、全体で一つの長編小説なんだけども、パーツがポツポツと放り出されるように配置されているという事なのかも知れません。

46文字掛ける19行のページが374という分量の本です。

 

不思議な味わい。

けっこう面白いです。

気が向けば読んでみると良いですよ、って感じかな。

 

英米の小説と比べると、さらに外国感が強いかな。

 

訳者あとがきから引用します。

チェコとの国境に程近い小さな町ノヴァ・ルダ周辺の山村に移り住んだ作家らしき主人公が、隣人たちとの会話や日常生活、地元に伝わる伝説を通して、土地の来歴を知り、人生の謎や神秘に触れる。

自身の経歴と多く重なるという意味でこれまでになく「私的」なこの小説について、トカルチェクは、あるインタビューで「土地の記憶を記す、アーカイブのようなものを実現させたかった」と述べている。

 

読んでいて、ぼくがなんとなく想起したのは、脈絡がありませんが「ムーミン」でした。

特に大きな事件が起こるわけでは無く、って人が死んだりはするのですが、なんとなくぼやんとした世界の中で、変わった近所の人たちと話していたり、そんなふうなんです。

 

ただ、これ、ポーランドという国に結びついている作品で、読んでて、どことなく面白いような気がするし、こんな感じ好きだし、この世界に浸っているのは心地良いのですが、ぼくの知らないことを先に理解してた方が良いのかな、ぼくポーランドってよく知らないしという気持ちになったのは事実です。

 

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実は、この本、時間の関係もあって、途中までで読むのをやめました。

それはそれでいいかなって気がしたのです。