台風の被害
台風の被害にあわれた方たちは、こんなブログを見ることは無いと思われますが、お見舞い申し上げます。
大変なことでした。
長野の北陸新幹線の車両基地で、車両が並んで水に浸かっている写真を見ると、「人知を超えた」という言葉が頭に浮かびます。
こういう敷地の決定というのは、政治家の思惑、力と利権というものに依る部分が大きいのでしょうが、それにしても、無責任に決めたわけでも無いだろうと思います。
やはり自分の選挙地盤の地域と自分自身の利益と、それにある程度の安全も考慮に入れての場所の選択なんでしょう。まさか、こう簡単に北陸新幹線の車両の多くがオシャカになるなんてことは思ってもみなかったんじゃないでしょか。
水が溜まっているので、きっと低い土地なんだろうとは思いますが。
人知を超えていたのですね、きっと。
他の水害も、当初の想定を超えた台風の威力と規模のせいなんでしょう。
日本国中、すばらしく土木工事が行き届いていますから、行政の不備というわけがありません。
やはり人間は大自然の前で平伏すしか無いのだと思いました。
ゴジラ映画が、台風被害をモチーフにできているというのも素直に納得できます。
そう、「想定外」というのはいくらでも起きます。
憲法の話につなげちゃうけど
昨日か一昨日の新聞で、憲法改正は「まだいい」という意見の人が多いようですね。
不思議だなと思うのは、日本憲法9条にあるような規定が存在するのは日本だけだということです。
よく言われるように、9条を削除したら日本は軍国主義になり侵略戦争を始めるというのは、意味がわかりません。
前も書きましたが、9条は平和憲法というのでは無く、無条件降伏を表現した条文にすぎないと、ぼくは思います。
憲法改正が「まだいい」というのは・・・
想定を超えた台風があるように、想定を超えた国際的状況てのもありますよ。