バイキング朝食食べて出発
大塚国際美術館は朝9時30分に開館します。
朝食付というのも、このホテルとった理由ですから、がっつり食べます。和食バイキング。
切り干し大根煮、ひじき煮、キンピラごぼう、ポテサラ、生キャベツ、卵焼き、焼き魚、生卵、納豆、海苔、基本的に野菜を食べようという要求にはピッタリです。でも、さみしいという人もいるかもしれないという感じ。
ぼくには、ちょうど良かったです。
ホテルから美術館まで20分ほどです。
景色よかったです。
大塚国際美術館、ざっと紹介
美術館の駐車場は、少し離れた海のそばにあります。
ここから歩くの嫌だなと思いましたが、ちゃんとシャトルバスが回っています。バスに乗ると美術館まですぐ。
正面玄関の横にチケット売り場。
一般 3,300円
大学生 2,200円
小中高校生 550円
ここ変な建て方なんです。
海のそばの山をくり抜いたような作りです。
山すそに正面玄関があり、中に入ると41mの長いエスカレーターで上にあがります。
あがった先は、地下3階。古代・中世
地下1階は、バロック・近代
そこからさらに上がると、山の上に到達。そこが1階、2階。展示は現代。
1階の出入り口から外に出ると
こんな感じです。
その日は、どこかの学校から子供たちがたくさん来ていて、ちょうどお昼時間にこの芝生でお弁当を食べていました。
あのね、原画に忠実な色彩・大きさで再現した陶板って素晴らしいですよ。
2千年経っても色褪せないんですって。
で、丈夫だから触っても良い。
普通の美術館では考えられないのですが、陶板展示なのでものすごく気楽なのです。
ぼくは固定観念で水筒を持ち込まなかったのですが、団体で入っている子供たちは水筒とお弁当持参です。
飲食は決められた場所でお願いしますということですが。
こういうのすごく良い感じです。
今回はコスプレ撮影可能
エスカレータで上がった地下3階は、いきなりこれです。
システィーナ・ホール
地下2階からも覗けます。
けっこうすごいでしょ。
こういう展示の仕方。その元の建物の内部を再現していたりするので、絵画を観るのも良いのですが、なんか海外旅行に行ったような気分にもしてくれます。
これら、ちゃんとした建物の一部で、絵が陶板写真再現なので現物はかなりリアル。
それで、今回はあちこちにいろんな衣装と着替えコーナー(試着室みたいな)があって、客が衣装つけて写真が撮れるのです。
モナリサは別のところにちゃんとした展示があり、それは本物と同じようにもっと小さかったのです。
ここでは黒っぽいドレスとショールが置いてあり、一人身に付けて写真撮ったら、私も私もと次々着替えて写真撮ってました。
この中学生たちも全員やってました。引率の先生大変そう。
これらは絵の中に入り込んで撮影するってやつです。
面白いでしょ。
環境展示 モネの「大睡蓮」
地下2階にね、こんな所がありました。
山の斜面なので、地下2階と言っても、外に出る部分があります。
美術館は天気に関係ないですが、ここは晴天の時に行くべきです。
作品多くて疲れます
今、フェルメールの作品やゴッホの7つのひまわりとか力入れている展示があります。
レプリカについて、いろいろ思うことがあるでしょうけど、全く気になりません。出来が良いのです。
それに、レプリカと言っても、これほど多くのありとあらゆる作品が観れて、しかも触れるところなんか他にありません。
こんなに気楽に。
昔、ルーブルに行った時に、やはり作品が多すぎて、途中でギブアップ状態でしたが、ここも半端じゃありません。
3時間半見て回り、足が疲れてもうダメ。
9時半から1時ころ。
ここはカジュアルなカフェで食事できますし、レストランもそれほど高くないので、時間と体力のある人は朝から夕方までじっくり過ごしても良いと思います。水筒は必要ですが。
こういう感じ良いでしょう。
絵画みて、ちょっと感じました
絵はイマジネーションの泉ですね。
どんなこと思ってこの絵を描いたのだろうって思いますが、それよりも絵を観てて作者の意図なんてどうでもよく、自分が勝手に好きなようにイメージ持てるんです。
それは、中世であろうがルネッサンスであろうが、バロック、近代、現代の絵にかかわらず、どの絵もそうなんです。
大きな絵なんか細部をじっくり観れるので余計に。
撮影自由なので、そんなふうに何か感じた絵をメモとして写真に撮ってました。
しかし、メモはメモなんで、あの気分の再現にはならないです。
さあ帰りましょう
またあの長いエスカレーターを降りて、シャトルバスに乗り、駐車場を出たのは1時過ぎ。
今日は、午後から曇りですが、大阪あたりまではいい天気でした。
だんだん空の色変わってきました。
ゆっくり帰ります。
高速で90kmほど、下道で50・60kmほどで走ると、あまり疲れません。
京都南で高速降りて、京都の街中通って琵琶湖の西側を走る頃には、曇り、そして暗くなっていきます。
家に着いたのは、9時過ぎ。
すっかり夜でした。