大相撲の十両の取組の中継を見ていると、解説している親方の顔が映った時に「あんた誰?」って言いたくなります。
まあ、ぼくが相撲を見るようになったのはリタイヤしてからで、その前は全く見てなかったのです。
で、引退した親方で、失礼ながら現役の時にそれほどの注目を浴びたことが無い人たちについては、今更テレビ画面で顔を見ても、誰だったのかわからないのです。
もちろんテレビ画面には、親方の名前と現役時代の四股名は出るんですよ。それでもわからないのは、三役にも上がることなく、若いうちに何らかの理由で引退したからなんでしょうね。
気がつけば、親方たちてのは、そういう人たちが圧倒的に多いのでしょう。
中入り後、幕内の取り組みが始まる四時以降は、解説者が入れ替わります。
こっちは、誰なのかわかります。
きょうは、稀勢の里の荒磯親方。
この人、現役の時の見た感じは、口が重そうだなという印象でしたが、引退した途端、明るく喋りまくるキャラだとわかりました。声も甲高い感じで聞きやすく、話の内容もわかりやすいし、今日気がついたのは、良いことだけを言うんです。この解説好きです。
肝心の取り組みは、隠岐の島がまた負けてしまいました。ああ、ここまでか。
そんで、朝乃山も御嶽海も負けてしまいました。
貴景勝は勝ったけど、相手の栃ノ心は負けなので、ちょっと切ない。
あした栃ノ心は御嶽海とか。
御嶽海、あんたの優勝も期待したけど、三敗になったし、あした負けて、ね。
荒磯親方が今日着ていた背広は、体に合っていた感じで、解説開始時にネクタイに水のシミがありましたが、しばらくで乾いて良かったです。
この前見た「ノーサイドゲーム」の最終回に、嵐の櫻井くんが出ていて、そのスーツの方が良かったと家内が言うので、こっちは横綱なんだからそういうのと比較しないのと注意したところ、「櫻井くんの方がずっと年上なんよ」と、言い返されてしまいました。
横綱と年齢は関係ないように思いますが、そうだよね、アイドルなんて言っても、荒磯親方よりもずっと歳いっているんです。
なんか不思議な感じ。
稀勢の里が引退前に苦しんでいた様子を思い出しながら、きょうの相撲中継みてました。
苦しい時もあれば、すとんと楽になる時もあるんだな、人生は。
きれいな嫁さんもらってちょうだい。