客席気になります
I am the walrus ってビートルズの歌がありますよね。
ぼく、相撲中継見ると、この曲思い出すんですよ。
いっつも来てるおじいさんいるんですよ。今ならアロハみたいに派手な柄のシャツを来て、鼻の下に立派な白い髭を生やしてる。
そうセイウチみたいな。
このおじいさん、どんな人なのかぼくは知りませんが、毎日来ているので、きっと余裕のある人なんだろうなと想像しています。まあ、それ以上の想像は、いろいろ夫婦で話し合っているのですが、その内容はちょっと公表するわけにはいかないのです。
今日は、通路側に座っている女性が目立ってましたね。
袖のあたりがシルバーのグレーのシャツというかブラウスを着て、背筋をしゃんとして、髪を後ろでくくってずっと笑顔を浮かべていました。割合綺麗な人です。
ま、この人に関するあれやこれやの夫婦の会話も秘密です。
昨日は、浅丘ルリ子が一番前にターコイズブルーの服で、腕輪も指輪も同じ色のを付けて座ってましたね。
貴景勝が、自分の取り組みの前に土俵際に腰を下ろしたすぐ後ろに座ってました。浅丘ルリ子も綺麗なのですが、さすがにちょっと貴景勝が振り返ったら至近距離なので、きっと怖いかもしれなくて、取組前だから、振り返るなよと念じてました。
さて土俵も
栃ノ心がカド番で、しかも、ここまで調子が悪くて、ああ今日の取り組みで春日野も心臓が止まるかもしれないなと心配していましたが、さすが師匠孝行の栃ノ心、勝ちましたね。
良かったですね。
解説の声もすごく嬉しそう。
春日野は、声も行いも悪いのですが、ぼくはなぜか好きなのです。
以前、長嶋(もちろん茂雄、あの長嶋、ミスタープロ野球でミスタージャイアンツ)が相撲を見に来たときに、横にしゃがんでずっと話をしていたのをカメラが抜いてました。当時は広報担当だったです。長嶋はプライベートだったと思いますが、その時の春日野の対応が、見てて嬉しく、それからこいつが好きなのです。
結びで、碧山が簡単に負けてしまい、春日野も残念でしょうが、栃ノ心に初日が出て良かったという一日でした。
客席も土俵も おもしろきかな 秋場所よ
字余りです。