みんな変
暑くて一晩中エアコンつけて寝てますが、ちゃんとした睡眠になってないのかな、ちょっとボーっとして、フワッとしています。
しかし、へんなのは、全員みたいです。
昨日、図書館から予約した本を取りに来るようメールが来ていたので、今日行ってきたのです。
なんでこの本予約したのか、覚えてません。
きっと新聞の書評欄見てだと思いますが、予約したこと自体覚えてないのも困りますね。
図書館に入った時は、カウンターに係りの人はいませんでした。
カウンターの後ろには本の整理をしている女性と、特に何もしてない男性、見た目の年齢としては定年後の再雇用って感じの人がいました。
男性の方は、すぐに動く気配も無いし、こちらも何か頼むのに躊躇するオーラが漂っています。
本の整理をしていた女性、こちらもかなりくたびれた年齢でしたが、ぼくを一回見ました、「あああ」とうめくような感じで一呼吸。
それから急に正気に戻ったような感じで立ち上がり、ぼくの前に来てくれました。
この時点では、もうちゃんとした人になっていました。
「予約の本が」と言いながら差し出したぼくの会員カードを機械に通して、テキパキと本を取りに行って処理をしてくれます。
そうか、みんな暑くて寝不足なんだ。
夏休み必要。
さらに変な人
少し時間は戻るのですが、この図書館の駐車場に車を入れようとした時のことです。
図書館の駐車場の前の道路は、進行方向1車線、対向1車線の割合交通量の落ち着いたものです。
うちのは、この絵のブルーで描いた車で右折して駐車場に入ろうと思っています。
ところが、大きな4WD車が駐車場の入り口に入る状態のまま止まっています。
その車の横は、道路に出ようとしている車がいました。
対向車線には走ってくる車はいません。
で、うちの車は右折のために停車中です。
うちの車の後ろには、何台も車が来ていますが、うちの車に阻まれて皆さん停車中。
見ると図書館の駐車場には、空きがだいぶあります。
駐車場から出ようとしているは右折したいらしくウィンカーを出しています。
今、その車にとって、ものすごく出やすい状態なのです。
しかし、そいつも動きません。
?????
仕方ないので、警笛を鳴らして、大きなジェスチャーで、早く出ろよと合図しました。
運転席のおばさんは、ぼくのジェスチャーに気付き、ニコっと笑って頭を下げ、ようやく出てくれました。
横の4WDは、相変わらず止まったまま。
すごく邪魔。
どうしようもないので、ぼくは、さっき出て行った車がいた所から駐車場に入りました。
そうしないと、ぼくの後ろの皆さんが動けなくて困っています。
で、何を考えているのか分からない入り口で止まったままの4WDの左側のスペースは、ゆったり3台分空いているのは、道路から確認していたので、ぼくは駐車場に入ってから右側に曲がって止まりました。
そのままバックすると余裕で駐車位置に入れます。
と、その時、変な4WDが動き出しました。
うちの車の方向にやってくるのです。
ああ、ぼくが駐車しようと思っているところにバックで入れるつもりだと分かりました。
危ないので、ぼくは少し前進して止まります。
待っていると、その車は、まさしくぼくが停めようと思った3台並んで空いているスペースの一番奥、絵で点線矢印で指しているところに駐車しました。
ぼくは、その車の動きが止まるのを確認して、その横にゆっくり車を入れました。
「安藤なつ」という女芸人をご存知ですか?
カズレーザーという金髪赤スーツの男の相方です。
それにそっくりな女性が4WDの運転席から降りたのが見えました。
まん丸の体に、ハゲかかったブルーのくたびれた感じのフレンチスリーブの少しミニのワンピースを着てます。
ボンレスハムのような手足が出ています。
少し遅れて車を停めて、ドアを開けて外に出たぼくに照れ隠しのようにニッと笑いかけて、彼女は図書館に向かって歩き出しました。
なんか音がうるさいので、よく見ると、あの4WDはエンジンかけっぱなしで置いてあります。
暑いですからね、みんな変になっているんです。