70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

テレビっ子のはずですが、実はあまりテレビ見てません

福井のテレビ事情

前も書きましたが、福井にはテレビの民放は2チャンネルしかありません。

1つはフジのネットワークで、それ専門。

 

もう1つは、福井が民放1局しか無い時からの放送局で、基本的に日テレの番組だけど、その他の局(フジは除く)の番組も買ってくるというスタイル。

で、ドラマなどは違う曜日違う時間帯だけど1週間遅れのものがありますが、バラエティみたいなのは下手すると数ヶ月遅れのものもあります。

 

で、昨日の土曜日の昼に見たのは「ポツンと一軒家」福井県登場。

これ多分1月遅れですね。

実際は、その前に出てきた岩手県の一軒家の方が面白かったのですが。

 

出川哲朗の「充電させてください」なんか、おそらく半年近く遅れての放送だと思います。

「プレバト」も3、4ヶ月遅れです。俳句の季語でいつ頃の放送か察しがつくでょ。

 

 

まあ、昨日は一月遅れの「ポツンと一軒家」を昼間見て、夜はテレビを見ずに過ごす予定でした。

 

 

 

テレビ見ないつもりが「この世界の片隅に

この間から「ゴッドファーザー」を1、2と観て、いよいよ3に取り掛かるはずだったのですが、2を観終わって、ちょっと一休み。

アル・パチーノの顔はまだ大丈夫なのですが、それでも彼の演じるマイケル・コルレオーネが嫌いになってきました。

3は、アルの顔もだいぶ変化してそうで、観ないでおくかもしれません。

 

と言うことで、2でヴィト・コルレオーネの若い頃を演じていたロバート・デニーロの昔の名作「タクシードライバー」か、3で出てくるらしいアンディー・ガルシアがちょっと出演する(と思います)「ブラック・レイン」でも観ようと、昨日は思っていたのです。

 

 

すごく早い昼夕兼ねる食事を終えて、ちょっと一眠りして、iPadでネット見て、それからふとテレビのスィッチ入れてみました。

チャネルはNHK

 

なんかアニメが始まってます。

ボーッと見てたら、なんかこの絵好きだなあ。

主人公のすずという女の子が、白い波頭をウサギに見立てた海の絵を描いてます。

新聞のテレビ欄見たら、「この世界の片隅に」。

ああ、聞いたことある。知ってる。でも、こんな感じだとは思ってなかった。

 

途中からですが、最後まで観ました。

家内も、さらに途中から目が覚めて観ていました。

 

広島育ちのすずが呉に嫁に行き、戦時中ですがのどかな生活。

のんびりした性格のすずは絵を描くのが好き。彼女が絵を描いているシーンは素敵です。

戦争が終わりに差し掛かり、軍港の呉は爆撃にさらされます。

出戻りの義姉の連れてきた女の子が、爆撃で死に、すずも右手を失います。

もう絵は描けません。

自分の娘の死をすずのせいにして責める義姉。

すずは広島に帰ろうと思います。

そして家を出るその朝、支度しながら義姉が、「あんたのせいじゃ無いのに責めて悪かった」と言ってくれます。すずの純綿の着物をモンペに仕立て直してました。

出来上がったモンペを受け取って、すずは、この家に残ろうと思い直します。

その瞬間、空が光りました。

今まで見たことのない光。

そして遅れて爆風が届き、空を見たらキノコ雲が。

 

戦争と原爆を扱ったアニメだとは知っていました。

それもあって、観ないでいました。しかし、こんな作品だとは。

 

 

もう一回観たいなと思いました。最初からのを。

なんか惹きつけられたのです。すずが良いのかな。

夫婦の様子も良いです。

 

プライムビデオ調べたら、ありました。

アニメのコーナーなんか調べてませんでした。

今日はどうかな、わからないけども、また観ます。

 

この世界の片隅に

この世界の片隅に