福井のテレビ事情
前も書きましたが、福井にはテレビの民放は2チャンネルしかありません。
1つはフジのネットワークで、それ専門。
もう1つは、福井が民放1局しか無い時からの放送局で、基本的に日テレの番組だけど、その他の局(フジは除く)の番組も買ってくるというスタイル。
で、ドラマなどは違う曜日違う時間帯だけど1週間遅れのものがありますが、バラエティみたいなのは下手すると数ヶ月遅れのものもあります。
で、昨日の土曜日の昼に見たのは「ポツンと一軒家」福井県登場。
これ多分1月遅れですね。
実際は、その前に出てきた岩手県の一軒家の方が面白かったのですが。
出川哲朗の「充電させてください」なんか、おそらく半年近く遅れての放送だと思います。
「プレバト」も3、4ヶ月遅れです。俳句の季語でいつ頃の放送か察しがつくでょ。
まあ、昨日は一月遅れの「ポツンと一軒家」を昼間見て、夜はテレビを見ずに過ごす予定でした。
テレビ見ないつもりが「この世界の片隅に」
この間から「ゴッドファーザー」を1、2と観て、いよいよ3に取り掛かるはずだったのですが、2を観終わって、ちょっと一休み。
アル・パチーノの顔はまだ大丈夫なのですが、それでも彼の演じるマイケル・コルレオーネが嫌いになってきました。
3は、アルの顔もだいぶ変化してそうで、観ないでおくかもしれません。
と言うことで、2でヴィト・コルレオーネの若い頃を演じていたロバート・デニーロの昔の名作「タクシードライバー」か、3で出てくるらしいアンディー・ガルシアがちょっと出演する(と思います)「ブラック・レイン」でも観ようと、昨日は思っていたのです。
すごく早い昼夕兼ねる食事を終えて、ちょっと一眠りして、iPadでネット見て、それからふとテレビのスィッチ入れてみました。
チャネルはNHK。
なんかアニメが始まってます。
ボーッと見てたら、なんかこの絵好きだなあ。
主人公のすずという女の子が、白い波頭をウサギに見立てた海の絵を描いてます。
新聞のテレビ欄見たら、「この世界の片隅に」。
ああ、聞いたことある。知ってる。でも、こんな感じだとは思ってなかった。
途中からですが、最後まで観ました。
家内も、さらに途中から目が覚めて観ていました。
広島育ちのすずが呉に嫁に行き、戦時中ですがのどかな生活。
のんびりした性格のすずは絵を描くのが好き。彼女が絵を描いているシーンは素敵です。
戦争が終わりに差し掛かり、軍港の呉は爆撃にさらされます。
出戻りの義姉の連れてきた女の子が、爆撃で死に、すずも右手を失います。
もう絵は描けません。
自分の娘の死をすずのせいにして責める義姉。
すずは広島に帰ろうと思います。
そして家を出るその朝、支度しながら義姉が、「あんたのせいじゃ無いのに責めて悪かった」と言ってくれます。すずの純綿の着物をモンペに仕立て直してました。
出来上がったモンペを受け取って、すずは、この家に残ろうと思い直します。
その瞬間、空が光りました。
今まで見たことのない光。
そして遅れて爆風が届き、空を見たらキノコ雲が。
戦争と原爆を扱ったアニメだとは知っていました。
それもあって、観ないでいました。しかし、こんな作品だとは。
もう一回観たいなと思いました。最初からのを。
なんか惹きつけられたのです。すずが良いのかな。
夫婦の様子も良いです。
プライムビデオ調べたら、ありました。
アニメのコーナーなんか調べてませんでした。
今日はどうかな、わからないけども、また観ます。