今場所の千秋楽は、アメリカのトランプ大統領夫妻と日本の安倍首相夫妻の入場で、とてもスペシャルなものになりましたね。
警察SPやシークレットサービスが一所懸命に仕事していたので、とても怖い顔したおじさんたちが、土俵も見ずに客席に並んだ光景は、テレビででもやはり見ておいて良かったなあと思わせるものがありました。
これ見逃したら、生きているうちにもう一度見られるのかどうか分からないものね。
正直、ぼくが思ったのは、安倍さんえらいなあってこと。
非常に大切な得意先のトップの接待なら、社長自ら精一杯やって当たり前でしょう。
変にカッコ付けてスカしたってダメだよね。
本当に力一杯のご機嫌とりに見えました。
いろいろ言う人がいると分かっているけど、そんなの放って、接待に集中する。
それでこそトップです。
これは皮肉ではありません。
喜ぶかどうか知りません。そんなのダメだよっていう人もいます。
朝日新聞デジタルの見出しなんか、ものすごく否定的。
ちょっと変なくらいに。
でもね、アメリカ人に相撲見せて、それも飽きると困るから5番ほどで、特別待遇にして、アメリカ大統領杯まで作らして優勝力士に贈呈させて、しかも優勝力士は見場の良い日本人力士です。
これはきっとトランプさん喜ぶぞって思ってやったんです。
実際面白かったのかどうかわかりません。
だけど、なんとか喜んでもらおうとしているのは、トランプに伝わりますよ。
それが大事なんです。
なんで、そんなにアメリカに媚びへつらうのか?
そういう根本的な疑問を持つのは正しいです。
なぜなのか、よく考えましょう。
しかし、現状では、そういうことは必要だと思います。
安倍さんはよくやっていると褒めてあげたいです。
国のために必死の接待。
まあ、年金減らすのはやめてほしいですが。